はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

ひとりごとならべ(2009年7月)

「数合わせってのは、人の足元を見てる発想なんだよ。人数が不足してるからって派遣村の人間を流し込もうなんて、人を馬鹿にしてんだよ。流し込むんなら現場の待遇を良くしろって。それ以上に、新卒優先を改めろって俺は言いたいね。」
「画面の中に忘却を放り込んでさらに忘却に沈んでいくような感じがする。ネット。」
「カネになるの一点で彼は仕事に戻された。もちろん『いい人』を演じるという条件で。」
「歪んだ事件がたくさん起きて、それに時間を取られる。だから時事ネタが嫌になる。」
「忘却を仕舞いこむタンスがあるという。」
「まいんちゃんの断片を集めているのに、彼女が遠ざかってゆくようだ。」
「頭が冴えると、地獄まで見えてくる。だからみんな愚鈍になる。」
「早くしろ。また太陽に追い抜かされる。」
「いつからだろうか。人が死ねばそのぶん助かるという錯覚を持つようになったのは。」
「分かりながら登る人間はなぜか憎めない。」
「なんにも分からない振りをして、でも分かってるっていう。そういう人間は言葉の端々でちゃんと分かる。遠慮深いから。」
「自由というブラックボックスのなかで排除を正当化する。」
ロリコンにとって『子どもを守れ』というかけ声は暴力的だ。家庭を営めなかったのに残酷じゃないか。」
「怠惰をやめ、生きることに向かおうとしたとき、そこが行き止まりであるという。」
「生きようとすれば行き止まる。ただひたすら行き止まる。生き地獄という。」
「ただ千日手ばかりの堂々巡りが繰り返される。」
「はっきり言えば、ロリはロリでも俺は私服派だ。だから児童ポルノの所持が禁止になっても痛くもかゆくもない。だが法の改悪には腹が立つ。ロリコンは自由の必然として生まれた敗者だ。病気でも何でもない。治療するとすれば、喪男ではなく、自由すぎる社会のほうだ。遠慮のない文化が語る恋愛に、喪男は辟易してんだよ。」
「僕は幼女に、大人の思慮分別を求めている。もちろん体は幼女のままだ。」
「挿入準備はできている。あとは幼女を探すだけだ。」
「絶望しろと言われて、そのまま引き下がる奴は馬鹿だ。」
「幻想をもつことで、かろうじて無痛でいられる。まあ痛み止めだ。」
ロリコンの場合、どれだけ戦っても現状の維持しかないんだ。現実の恋?ああ、あの都市伝説か。いや分かってるって。ただ、俺たちは幼女を思い続けるしかないんだよ。それが現状なんだ。」
「評価されないことを望みながら、自らは美少女を求めるってのは矛盾だよ。それは分かってる。俺も業が深いんだ。でも、喪男はそれを可能にしなければならない。だから幻想しかないんだ。」
「問題は、幻想に救いがあるかどうかだ。幻想も一皮むけば、死ぬまでの時間つぶしだからな。」
「死後の世界以外に、どんな幻想ができるだろうな。」
「瞳ちゃんとやりたい。」
「夢と現実の違いが分からなくなっていくうちに、生きることを忘れちゃったりしてな。」
「そのうち死んじゃうかもな。」
「夢を見ながら死ぬって、どんな感じなんだろ。」
「毒草くってる場合じゃないって。」
「幼女の前で男は、評価される痛みから解放されるのだ。」
「言葉なんか要らん。幼女が欲しい。」
「人の死を予定する社会にあって、私の死が誰からも止められない孤独を感じている。誰かを死なせたら、自分も死んでしまうような仕組みでもあるのだろうか。」
「仕事もなくて、働くことができない人間の前で勤労の価値をうたい上げる無神経さが、何らかの批判にさらされるべきだった。それがニートの登場だったのだと私は思っている。」
「救われるのなら、獣と呼ばれてもいい。」
「存在の深いところにあるものは言葉にするのがむずかしい。言語化と客体化。」
「どちらかを生かしてどちらかを見殺しにする“際”がある。」
「選ばれなかったほうが見殺しにされる。際にいる人間の見ている写像だ。死をみている人間。」
「いつ殺されるか分からない。いや、すでに見殺しにされているという写像ばかりが見える。だから見殺しにされないことばかりを考えて、人が死ぬのを望んでしまう。」
「人を呪うと状況が見えなくなってくる。人の死が当たり前に思えてくる。」
「そして自分の番。エネルギーの使い方を明らかに間違えた。写像に呑まれたんだ。」
「これは幼女じゃない。神だ。」
「人について何かを言うのは、ひょっとして『死ね』と繰り返すようなものかもしれない。下手をすると。」
「『私は生きたい』と思いながら人のことを言うと、それが呪いになってしまう。」
リア充の自由が俺たちを選別の際に追いやったんだ。だから敵を見誤っちゃだめだ。」
「みんなで生きようなんて、都合がよすぎるよ。」
「心に敵を抱くと、楽をすることを望みかねなくなる。」
「際にいると、どうしても二元的な社会観を持ってしまう。敵と味方だけの。」
「語りをやめた時点で殺されるという状況がある。だから何かを言わざるを得ない。」
「人を蹴落とさないように生きようとして、人に蹴落とされる人生になった。」
「子供のころの記憶を忘れ去るたびに、僕は小学生の匂いがたまらなく思えてくる。」
「頭ではいろんなことを考えてる。でも心はお休みだ。だから頭でっかちっていうんだよ。」
「夢に酔わない。幻想に恃まない。生きるためだよ。」