はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

2010-01-01から1年間の記事一覧

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第22回

・ ママの棺で遊んでいた頃が懐かしい ・ この社会が誰のためのものかも知らされず 踏み板を外される ・ 水も科学も食料も人の体になじむはずのない物語 ・ 誰かを殺せば無限の淘汰が始まる ・ 我等の時間に無罪判決を言い渡す ・ 私は書き忘れた手紙を盗ま…

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第21回

・ 青褪めた地平線の向うに 私の住むべき湖がある だからもう行かせて欲しい ここは温か過ぎたから 眠り尽くしてもう眠れない 向こう岸まで歩いてゆくよ ありがとう ・ 氷の棺を抱いて眠る ・ ムンバイの象牙船 ・ 降り積もる雪のかけらが 仲睦まじく溶け合…

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第20回

・ 薬籠に処女を入れて 時折舐め回す ・ 落ち葉に埋もれて誓いたい ・ 戦士に求められるのは銃だけだ ・ ここに居れば 死さえ忘れられそうで そのまま死ねたらいいのに 時折目が覚めて青ざめる ・ 俺は正しい臆病者 ・ 金だらいが頭を通過した ・ セックスま…

“壁”にかこまれて生きているような印象(当時32歳)

もはや修復しきれないほど広がった穴を前に立っている。開いているという事実。それが何に対する言葉なのかも知らずに立っている。穴の開いている“モノ”はそもそも何だろうか。分かりやすいから“壁”と言ってはいるが、繭とも子宮とも、皮肉まじりに棺桶に譬…

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第19回

・ 処女が うなっている 暑くるしそうに セミと一緒になって うだっている から可愛い 夜 僕はパーマをかけた 天然の 焼きそばのようなパーマ ちょうど まいんちゃんに渡したかった ものと同じような固さで 焼きぐあいも同じ 真っ黒な へべれけの色 電車に乗…

ぷにゅむにゅで抜いた、の報告(2010年6月)

はじめに: ここにあげたサンプルはすべて、2010年6月にアダルトサイト「ぷにゅむにゅ」(無料動画配信!Punyu2 Munyu)にアップされたもの。(DVD「愛しのミセス女教師」を除く。)倉庫入りになったサンプルはメルマガ会員になることで視聴できる。なお、こ…

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第18回

・ お母さあん タバコ 煙が部屋を充満する けむったくて いやな臭い 母さん 新しい箱買ってきて 早く買ってきてよ ・ 箱から出られない 母から出られない ・ 砂の混じった絵の具を わざわざ分けなくても 画布は自然に受け入れてくれる そんな気がした ・ 地…

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第17回

(ネットで“はるのぶ”を名のる人ってどれだけいるのかしら?) ・ 恋愛体験は問いません かっこ男性にかぎる だって俺 わがままなんだ もん ・ 月の石はもう 沈みきって離れない ・ 三十二 僕は処女になった また童貞の不幸自慢が始まったか うるさい お前こ…

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第16回

・ 庭先に埋もれた 小学生のかばんが 泣いている 再生されたテープのように 悲鳴をまじえ泣いている あの青姦のことを思い出して 行方不明のまま 泣いている ・ おちんちんが ふくらんだ しろくいっぱい ふくらんだ こどもがはんぶん ふくらんで あいたいな…

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第15回

・ マラリアに感染した友人が リスボンから帰ってきた 胸には大きな花束をのせている 穏やかな彼の顔に私は涙した ・ ゴムボートで漂流して見えなくなる 日本 しかし 漂っているというより人だけがやたら多く そのくせ話せる人が少ない 人だけは多く やたら…

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第14回

・ のし上がりたければ他人の欲を否定しろ 利己主義と罵られれば 俺の歴史を見せ付けろ 俺に生まれる勇気のある者だけが 俺を責め改心させることができる 他の奴等のそれは勝者の驕りであり 悪意であり 正論の暴力だ ・ 俺の歴史を見せ付けないというルール…

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第13回

・ 処女が燃え尽きるとき イカロスの翼は光を失い 俺は失われた女を求めて歩き出す ・ 君は終わらない夏に閉じ込められている 灼熱の炎に包まれた・・・ 今 犬の鳴き声が聞えなかったか (母が呼んでいる) 五百円玉を落としたから拾ってこいと 分かったよ …

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第12回

処女を裸にするため 俺は 精一杯の嘘をついてきた 人の心を色分けしたのもそのためだ その甲斐が今 処女と一緒になることで報われようとしている 本当は正しい人間なんていない 処女という偶像を作り上げることで 自分と 仲間と 処女を騙してきた それでよか…

早乙女ルイちゃんに囁きながら抜いている ほか

昨日のおかず。人妻パラダイスより「友希さん 33歳」。無料時代に収集したサンプル。いい女は立ち居振る舞いだけでそれと分かってしまうという典型。彼女は自分がかわいくて奇麗なことを分かっているようでやや自慢げだ。(サンプル映像に監督のコメがある。…

(メモ)喪男が喪の記憶から抜け出すための方策

七つ例を挙げる。 1.“いい女”と付き合う よほどの幸運だ。恋愛市場でも通常はできない行為によって、喪男としての記憶を埋め合わせる。 2.恋愛回数を重ねる それこそ経済力にモノを言わせて。但し喪男の記憶は肉体のコンプレックスに基づいているから、…

似ている人のアダルトビデオで抜いた ほか

昨日のネタ。「美人教師 淫辱の家庭訪問 麻木明香」。punyu2munyuで見つけたサンプル。この間の日商の試験官にかなり似ている。それだけで抜けた。家庭訪問先で犯されるというありえない設定だが、今回は似ている人の裸が見られたからとりあえず満足だ。アダ…

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第11回

・ 子供が凍えた目で笑っている 以前の私なら犯してやろうと口走ったろう 人生を全て覆すように 同情と統治の目を向ける者たち それが子を持つ親の悪意である 同情は時として人を傷つける 社会の最底辺に居ることの証明として 満たされた大人たちが純真な子…

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第10回

・ 泥棒だらけだから泥棒になるだけ ・ 幼い子供が痴漢されている時 遠くで抜いていた(十年後) 私は相変わらずだった ・ 人は交錯しても繋がらない 孤独と呼ぶには人の多すぎる世界に さよならを告げて また一人死んでゆく ・ お前はどこから生まれた この…

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第9回

・ 私はあなたでできているから こうして生きていられる あなたの子宮から生まれたことが誇らしいのです こんどあなたのお家に遊びに行った時 知らない人を見るような目をしないで下さい もう握手会では足りませんから ・ 娘たちは裸で黒い銅像をとり囲む 草…

女子中学生の会話(AKB48ネタ) ほか

短パン姿の可愛らしい中学生がふたり、夕方の坂道を降りている。 「なんか信じられんわ。女が女、好きになるんやで。」 「ほんまや。AKBって必死やもんな。ええ、けえ、びい!」 「A!K!B!」 「でもAKBって、モーニング娘。のパクリやんなあ。」 ちょうど…

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第8回

・ 本当の女の子を知らないから 甘えた声にすぐだまされる いつまで信じても片思いのまま 知らないうちに彼氏ができちゃった まいん・まいん・まいん 俺のまいんちゃんはあんな女の子だったのね いつも楽しそうにお料理つくって イベントも笑顔を忘れなかっ…

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第7回

・ 先っぽのねえ男だって 穴のねえ女だっているんだよ 穴である幸せを 穴に選ばれた喜びを うっかり否定しやがって ・ ストリートの歌声が雑音でしかない あなた あなたあなた あなた 誰? 俺には関係のない あなた だから心に届かない ・ 幼いから値打ちの…

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第6回

・ 子宮の破裂する瞬間 立ち会い人がこちらを見つめて笑っている 今から驚くよとばかりに期待しているから 急いで表情を固くした 全てはスロービデオのように 割れた子宮が散らばってゆく ・ 移植した花たちがうまく咲いてくれないから 蔵に閉じこめてしばら…

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第5回

・ 美しい胸板に憧れて買った土粘土と紙粘土を 針金に巻きつけて塑像を等身大に仕上げる 白と黒の混ざり合った肌の冷たい匂いが胸を高まらせ これが今日から私の新しい体なのだと 歓喜のなか額と額を合わせて念を入れる 魂を段階的に注入して半分 肉体は私の…

たった今見た夢を書き止める(2010年4月26日早朝)

(たった今目覚めたところだ。生々しい夢だったので書き記したい。) いつ技術を身に付けたのかは知らないが、私は電気技師として社長と三人でクライアントのもとに向かっていた。着いた先は朝鮮学校だった。何階建てかは覚えていない。とにかくコンクリート…

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第4回

・ 生きる道を間違えたのか 一人になる時が怖い お迎えに来られる方がたにどうお詫びを言おうか 考え込むのは一人の時だ 誰にも見られないからつまらないことでも考える とりあえず生きてきましたという答えさえ 今では自慢の種となるだろうに まだ足りない…

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第3回

・ かびたランドセル背負い(しょい)学校に行くと 怪訝な顔して見つめてくる大人たち 子供の心をとうに忘れたような声で 私を不審者と呼んだ ・ 聞いていないから知らずにいることができる 自殺 ・ 盲目の巨人を連れた砂漠 覆面たちは水浴びの美女を見た 砂…

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第2回

・ 空を見上げれば群衆が見える 見えればすなわち空を歩く 日本晴れの悲しみを人知れず 歩く大群ふたたび現れるとき 日本の危機は可視化される ・ 風の子の生まれ変わりは幼女にて 黒褐色の蟻の群れ ポスター一枚の女王を演じる ・ ブラウン管に連れ戻される…

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第1回

・ 世界の立ち位置はどこか真新しくて 単純なほど壊れやすい 危うさを選んだ喜びに満ちている ・ 誰もいないと早合点した部屋に 人がいる 確かにいる 見上げればそぞろ歩きの 透明めいた存在感 今日は回向の日 ・ カーマインの恋は 幼い体に一線を画す 内な…

ひとりごとならべ(2010年3月 その3)

「相手の命が疑わしい。」 「相手の命を見据えた戦い。」 「相手の命を突くと幻想が見える。」 「神経衰弱で逝くか、食えずに逝くか。」 「言葉は完全を装うが、命に隙がある。」 「誰かに必要とされるのを待ってはいられない。」 「命を誰かに握られている…