はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第22回

・ ママの棺で遊んでいた頃が懐かしい ・ この社会が誰のためのものかも知らされず 踏み板を外される ・ 水も科学も食料も人の体になじむはずのない物語 ・ 誰かを殺せば無限の淘汰が始まる ・ 我等の時間に無罪判決を言い渡す ・ 私は書き忘れた手紙を盗ま…

卒塔婆詩(そとばぽえむ) 第21回

・ 青褪めた地平線の向うに 私の住むべき湖がある だからもう行かせて欲しい ここは温か過ぎたから 眠り尽くしてもう眠れない 向こう岸まで歩いてゆくよ ありがとう ・ 氷の棺を抱いて眠る ・ ムンバイの象牙船 ・ 降り積もる雪のかけらが 仲睦まじく溶け合…