はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ひとりごとならべ(2012年1月15日)

「詩を読む時にその設定を考えているのは、恐らくまた書こうとしているからだろう。」 「母胎の中で感じた憎悪や嫉妬を呪いの言葉に変換してきた。」 「憎悪の生成に飽きた。散文の中には今も読めるものはあるが、大半は創作ではなかった。」 「楽でクリエイ…

ひとりごとならべ(2012年1月14日)

「生まれて初めて外に出たいと思っている。」 「辞表を出さなかったのが奇跡だ。」 「一対一になると“普通”に会話するが、数人の場で好奇に晒されると無口になる。」 「おかげで私は職場で浮いている。」 「ニートが珍しい土地柄なのだ。」 「しかもニートを…

ひとりごとならべ(2012年1月10日)

「誰に話しかけているんだ。」 「蛸壺のなかで孤独を叫んでも、そりゃ誰にも見つけられない。」 「どこかにいるような気配だけがする。嘆きを共有しうる者が。」 「歩いているつもりなんだが、本当に立ち上がっているのだろうか。」 「観音菩薩に無数の手が…

ひとりごとならべ(2012年1月9日)

「手が見えないか。救いを求める無数の手だ。」 「蜘蛛の糸だ。」 「皆が我先と叫んでいる。」 「救いの求め方さえ競争だ。」 「自分と同じ境遇にいる者は発見しづらい。」 「だから自分が現状以上に孤独に思えてくる。」 「ひとりでいると、孤独感と不幸な…