はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

2012-01-01から1年間の記事一覧

ひとりごとならべ(2012年12月24日)

「さあ、失われる四年間がはじまった。」 「権力争いをすると国民から見放されるという見本だった。」 「長妻氏が当選した。党がいくら劣勢でも、着実に行動してきた者は国民が見放さない。」 「民主党政権への印象は、鳩山マネーと権力争い。それに口先だけ…

ひとりごとならべ(2012年11月25日)

「もはや私ではない。」 「赤いガチャピン、二人目の子を生む。」 「友達に呼ばれ、ハチ公前でキスをした。」 「女が崩れた時、男は迷っていた。」 「夢は領議政になることだ。」 「お前が決めることではない。」 「『お茶は静岡、静岡は次郎長だ。』『それ…

(メモ)引用・書評欄より(2012年10月31日)

「今日は備忘録的な新聞の抜き書き。」 空気読める人 追従に注意 (読売新聞2012年10月26日) 「『人は、暗黙の規範に拘束されるとともに、その場の集団の圧力にも影響を受け、その微妙なバランスの上で行動している。』釘原(直樹大阪大)教授の解釈である」…

ひとりごとならべ(2012年10月28日)

「わたしの状況をどう例えばいいか考えている。どう伝えれば理解され、黙殺されずに済むかを。」 「ライオンが檻の外に出たら怖いが、それがテレビの話なら少し面白い。ライオンはテレビを飛び出して来ないし、人々が逃げ惑う様はひとつのショーだから。あく…

(メモ)韓国ドラマ「王と妃」より(2012年10月14日)

今回も韓国ドラマ「王と妃」より。内官キム・チョソンの命を懸けた注進の場面。名シーンである。 「王と妃」第185話より (真夜中の宮殿。内官キム・チョソンの部屋。彼は荷物を纏め物思いに耽っている。) (チョソン、外に出る。内官キム・ジャウォン登場…

(メモ)韓国ドラマ「王と妃」より(2012年10月13日)

「今回も『王と妃』より。ついに最終回だ。名言が多く全てを書き留めることはできないが、その一部を備忘として載せる。」 「『強風が吹きそうです、母上。せいせいするでしょうね。』(斉安大君『王と妃』より)」 「『都承司は聞け。キム・イルソンを捕ら…

ひとりごとならべ(2012年10月7日)

「淡淡と35歳を迎えた。」 「もとは平民であったはずだ。」 「持つ者の涙と持たざる者の苦しみ。」 「現状を破壊し尽くす権利。」 「社会的矛盾を残したまま絆を連呼する。」 「中絶への恐怖と存在として消される苦しみ。」 「動画で見た場所を実際に行った…

(メモ)韓国ドラマ「王と妃」より(2012年9月22日)

「今回も『王と妃』から。燕山君と斉安大君、そして柳子光。ひれくれ者が三人集まってついに戌午士禍が始まる。」 「伯母上。風が冷たくてやけに涙が出ます。泣いてはいません。私は一日も安眠できません。宮殿は人間の住む所ではないのです。去勢された内官…

ひとりごとならべ(2012年9月19日)

「加藤は私の砂時計だ。」 「意志のない生活は崩れる。」 「生きるという言葉を狭義に解してはならない。」 「彼は言葉ではなく暴力を学んだ。」 「資本自体が一つの権力であり、抑制されなければならない。」 「威圧的な記号である。」 「美化するのは、対…

ひとりごとならべ(2012年9月16日)

「弱者の演技を見破るな。」 「それこそが近代への憧憬ではないか。」 「見えざる近代を求めている。未生のままの近代を。」 「絆の輪に含まれなかった人たち。」 「前近代的な絆ではなく、近代的な連帯を。」 「たった一つの線が私の生きる道だった。」 「…

ひとりごとならべ(2012年9月14日)

「ここは胎児の街だ。」 「趣味は貝殻集めです。」 「死にゆく者の言葉を集めたい。」 「嘘は嘘だが嘘をついている奴は真実だ。」 「素を見せて叩かれるんならいっそ閉じこもったらどうかと。」 「自由恋愛って、ホント残酷なんだから。」 「欲張ったらせっ…

(メモ)韓国ドラマ「王と妃」他より(2012年9月8日)

「今回も『王と妃』から。廃妃ユン氏の死は誰が国の実権を握っているかを明らかにした。成人した燕山君は実の母の存在とその無念の死に気づこうとしている。」 「『願ったりです。井の中の蛙が大海に放たれたのですから。ヒョン・ソッキュが殿下から離れたの…

ひとりごとならべ(2012年8月26日)

「嘘を起こさずにはいられない。」 「嘘はもちろん身を守るためにある。」 「近代法は他者の存在が前提になっている。」 「モノマネ番組じゃないのにご本人が登場するみたいで約束が違うじゃんかと。」 「胎児どうしが会話しているようだ。思うことはとうに…

(メモ)韓国ドラマ「王と妃」より(2012年8月25日)

「今回も『王と妃』から。大妃と王妃の対立に板挟みの王が下した決断とは。」 「『改革は慎重に行わねば。朝三暮四という言葉があります。猿に餌を与えるのに朝に三つ、夕方に四つやると言ったら少ないと猿が怒ったそうです。そこで今度は朝に四つ、夕方に三…

ひとりごとならべ(2012年8月19日)

「人を殺しても助からないというのはひとつの絶望だ。」 「何ひとつ終わらない。誰ひとり助からない。」 「君は我々が裸で生まれたと本気で信じているのか。」 「だから私は人に名前なんか付けたくなかったんだ。」 「東京の空を数えていた。」 「“せめて詩…

(メモ)韓国ドラマ「王と妃」より(2012年8月13日)

「今回も韓国時代劇『王と妃』から。いよいよ仁粋大妃の存在感が増してきた。」 「『挙兵したあの日に魯山君を廃位していれば、義父は苦しまなくて済んだはず。太祖が建てた王朝を守るとの名分を立てたならば、あの時魯山君を廃位できたのです。私は、嫁選び…

ひとりごとならべ(2012年8月6日)

「私は私が嘘つきだと思った頃から嘘つきを題材にした小説を楽しむようになっていた。」 「私の非モテ幼女好き記事を読んでみな。嘘つきの文章だから。」 「私は朝起きたら虫になっていた人と会話している。」 「もとは利でつながっているだけだから、関係は…

(メモ)引用・書評欄など(2012年8月5日)

「今回は新聞の印象に残った記事を抜き書きした。ほとんどが書評欄なのは、興味がおのずとそこに向いているからだろうか。」 「プンサンケ」チョン・ジェホン監督インタビュー「運び屋がわらう南北分断」 (読売新聞2012年8月3日「ヨリドリCINEMA」) 「プン…

(メモ)韓国ドラマ「王と妃」より(2012年8月4日)

「今回も韓国時代劇『王と妃』からの引用集。毎週土曜に一週間分をまとめて見ている。」 「『殿下、政治とは駆け引きです。殿下のやり方は性急すぎます。受け入れてやると見せて突き放し、突き放すと見せて譲歩するのが政治なのです。』(仁粋大妃『王と妃』…

(メモ)韓国ドラマ「王と妃」他より(2012年7月28日)

「今回も韓流ドラマからの引用集。歴史ドラマは群像を明確に書き分けており見応えがある。」 「『死んで この身が消え 百度も死を繰り返し 骨が土と化して 魂が抜け落ちようとも 我が誓いし王への忠義は 永遠に消えまじ』 (『龍の涙』第七話 チョン・モンジ…

軽く実験台にされちゃった(笑) ほか

・軽く実験台にされちゃった(笑) 私の行っている讃岐うどん屋は中年の夫婦がやっているフランチャイズ店だ。時折娘さんがレジを担当しているが、文字どおりの看板娘である。 そんな店に最近、二十歳前後のアルバイトが入った。バイトは他に、同じく二十歳…

ひとりごとならべ(2012年7月24日)

「嘘なら要らない。」 「生まれて初めての人生だ。」 「弌タス弌はソラのように途切れない。」 「ええ、ミイラ取りがミイラになりましたとも。」 「私も欲に塗れた蛆虫だったわけだ。よく革命などと口走ったものだ。」 「不思議なもので、彼女が夢に出てきた…

私は、簡単に言いくるめられそうな男だ ほか

・私は、簡単に言いくるめられそうな男だ 最近は大衆食堂で昼食を取っている。四十人ほどのキャパはあるが客はいつも二三人しかいない。 注文を取るのは七十代後半ほどのおばあさんである。この人は耳が遠い。先日焼き飯を頼んだら、「えっ、焼そば?」と大…

ひとりごとならべ(2012年7月16日)

「我輩は空を夢見る。」 「宝石は覆されることもなく」 「革命の加担者になること。」 「恋愛と結婚とでは、恋愛がより深い動機となる。さもなくば不倫が美しく見えるはずがない。」 「拷問のような恋だった。相手の目が常に何かを試しているように見えた。…

(メモ)韓国ドラマ「王と妃」より(2012年7月14日)

「今回は韓国ドラマ『王と妃』からの名言集。チョン・ハヨンの脚本は何度見ても飽きさせない。とくに柳子光が見事に造形されていると思う。」 「『私は何も食べたくない。何の意味があるのだ。こんな肉体などいらぬ。身にまとっていても面倒なだけではないか…

ひとりごとならべ(2012年7月5日)

「失恋の日、私は資本論を読み返すことにした。」 「誰かを排除すると、結果的に自分自身も排除されることになる。」 「死刑制度を維持することで、犯罪者の生育環境さえ彼らの自己責任に帰せてしまう社会通念が大衆のうちに無自覚的に定着する危険性がある…

ひとりごとならべ(2012年6月30日)

「34歳の伝言」 「流刑されて十年」 「日付のある舞台」 「小さな人たちが出入りする窓」 「祖国に帰還して十年。ここのどこが楽園だ。」 「体は変えられるけど、馬鹿は直らないぜ。」 「日溜まりが来る」 「蛆の大群は頭のない群集そのものだった。」 「私…

ひとりごとならべ(2012年6月24日)

「先日の台風で農道が冠水した。ここは低地帯だ。」 「昨日、猫の死骸を回収してもらうため市役所に電話した。」 「週明けから道で死んでいた猫だ。」 「誰か気の効いた人が通報してくれるだろうとやり過ごした死骸だ。」 「一昨日同じ道を通ったらあの猫が…

ひとりごとならべ(2012年6月23日)

「やわらかな巣箱」 「指先の氷と戯れる」 「霧にむせんで息がつまる」 「時速40キロの壁掛け時計」 「修飾語を述語に変えても意味が通じるかだ。」 「アスファルトの上では朽ちることも難しい」 「私は疲れたままの手を休めないでおこうと思う」 「ランプに…

ひとりごとならべ(2012年6月17日)

「インポテンツな神々」 「私は弟の妻だった」 「触角を抜いた箱」 「手のひらに私を埋め込む」 「私の言葉に形式さが目立つようになったことは自覚している。卒塔婆詩の頃はたとえ貧弱であれ、言葉にイメージが伴っていた。」 「本来はより深みに入るべきだ…