はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

ひとりごとならべ(2009年8月 その6)

「動きを止めても、存在までは消せない。」
「年齢以外の弱点を埋めることだ。相手のバイアスを認めさせることだ。資格があるのになぜ雇わないのか、派遣で経験をつけたのになぜ、と相手に迫るためには年齢以外のポイントはクリアしておく必要がある。相手にとっての外堀を一つ一つ埋めていき、私を斥ける理由(詭弁)の余地を奪うのだ。戦いはすでに始まっている。」
「書類選考なんてのは大嫌いだ。相手の顔を見なくて済むから、年齢のバイアスに罪悪感を感じない。」
「親の期待に応えなな。一人で住んでみたいし。」
「ネットしたかったからネットしたんだ。正直に認めろ。」
「人のいいところをちゃんとみられる人間になりたい。」
「『ああ、おちんぽ。』何をくちばしっているのか。○○○ちゃんに舐められたいのか。」
「夢を見た。手にとったバインダーは、書きものが挟んであった。私の字だった。小学生のときのもの(中学もか)のようだが、うまく思い出せない。書きものは原稿用紙であったり、冊子にしてあったり、いずれも私の名前が書いてあった。書きものをめくると新聞の切り抜きがあった。2年前のものだった。預けた記憶はまるでない。こんなものまでなぜ、と思った。書きものはそもそも書いた記憶さえあいまいだった。それが公民館の、通路の、日の当たらない薄暗い影のする本棚に、他のバインダーとともに並んであった。驚きだった。しかも手に取ったものは“偶然”私のものだった。預けたかどうかさえ思い出せない。分からないうちはそのままにしておこうか。それとも全て持ち帰ろうか。まだ人の気配はしない。ただ、視線があるような気もする。とりあえず切り抜きだけを手にして、その場を去った。」
「とにかく布団に入って、背中を伸ばしたい。」
「心まで脱いでしまわなければ、全裸男の資格はない。彼はしょせん、贋の全裸マンだった。」
「僕はニートになりたくないんです。働きたいんです。でも、ちゃんと働きたいんです。言ってること分かりますか。」
児童ポルノを処分するために家ごと焼いたのに、友人に貸していたのが返ってきてすぐに警察に御用。」
「頑張る、という言葉がその場しのぎだった。」
「自己分析、という言葉に生理的な違和感がある。それは学生の頃から変わっていない。」
「自らが売っているものを商品(労働力)と理解している者は、収入の多寡が人間性に関わりないことも分かるはずだ。」
「自己分析、という名の屈服をせず、資本の軍門に降らなかった者が派遣村(当初は告発の場だった)に集められ、見せしめにされる。窮乏が見せしめとなる。」
「俺もシステムに流されているからニートになった。」
「求人はどこまでも貪欲なエゴイズムになって、生きるものに貧困を強いる。」
「合格するまでは家を出ないというのは、一種の監禁だった。だが、家の中だけは自由だった。」
「親は正社員になることしか頭になかった。私もフリーターであることに見切りをつけていた。この見切りがかえってニート化を招いた。」
「意思が突き刺さる。」
「8時から12時まで、16時間の睡眠をとった。」
「強がって自殺の記事を張っていたこともある。親の目の届かない場所に。」
「知らさなければ恥を晒すこともない。」
写像を意識しているうちは、まだ他人が私の思考から抜けていない。人と比較するようになってから、(それも持たざる者どうしのドングリの背比べ、)言葉が頭でっかちの様相を呈してきた。」
ネット右翼とは感覚がかなり共通しているが、言葉が頭でっかちで、自分の言葉を話していないような印象が強くある。だから気乗りしない。自分の言葉を話さなきゃならないときに、他の人間を攻撃している暇がどこにある、と思ってしまうのだ。」
「2ちゃんで書いた言葉はすべてコピーして保存している。匿名性のなかで暴走しないように。これはネットを始めたときからの習慣だ。でも、ブログでは暴走してる。」
「分からせてやるために権力が必要なのだ。」
「もはや企業の意思は否定される段階にきている。営利はその後の問題だ。フリーターを一人残らず雇用させること。そして、新卒優先を廃止すること。そのためには権力が必要なのだ。」
写像は一言でいえば、『殺される!』ということだ。ネット右翼もじつはこの予感を毎日味わっているのではないか。ところがどう抗していいのか分からずに、自己の生き残りのために、他者への攻撃を始める。」
「人間は(自己)存在の危機において二つの行動をとる。一つは自己の主体性を確立すること。もう一つは他者への攻撃。自己に徹することができれば、生きられる予感をつかむこともありうる。しかし、それが現実味を持たないために、(もしくは自己の捨象化を防ぎえないために、)他者との共倒れを望むのだろう。」
「私はリア充への憎しみが強かったからネット右翼にはならなかったが、もともとの問題意識は共有している。自らの不存在感をどこに訴えればいいのか、それを今も考えている。」
「俺は助けられる権利があるはずだ。」
「呼び捨てにするほどの親しみは一切感じていない。」
「駄目もとで勉強しなければならない。面接でイヤミを言われる覚悟はできている。というよりも、とっくに言われている。『フリーターを選んだのに、どうして正社員になりたがるの』と言われたこともある。『生きるため』、とは、露骨すぎて言えなかった。」
「いざとなったら組合に入って戦う、と思ったあとで、はっとした。アルバイトさえできなかったら、所属のしようがない。」
労働組合というよりも、失業者組合やニート組合が必要かもしれない。ただ、どこに団交すればいいかだ。」
「自殺しても、リセットできないよ。」