はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

もちろん棒ごと ほか

幼女一番

 最後の曲が彼氏とのなれそめではじまり、お忍びデートがばれて事務所と大モメ、泣く泣くアイドルをやめることになったという歌を、男性ファンどん引きの中涙ながらに熱唱。最後に「今までの彼氏とは違うんです。本気で頑張ります。」とほがらかに言った彼女がステージを去ると、会場の空気が見えるように冷えていく始末。
 さよならグッズを買う気には毛頭ならず、俺はひと言「普通の女の子になるって、そういう意味だったのか。てか、ずっと騙されてたんじゃねえか。」と涙交じりのつぶやき口調で静かな会場を去った。ああ、グッズにかけたカネと情熱と追いかけた時間を返せ。○○○ちゃんはそうはならないよね。信じてるよ。(そんな経験はないけど、○○○ちゃんならきっと大丈夫。)

なぜだ!

人間は中身が大事と言っていたはずの女優がイケメンと付き合っていると報じられたときのあの感じ。「彼ってとっても優しいんです」と言ったところで取ってつけたような響き。あの裏切りと寂しさを言い表すのに古人はこう言った。「ブルータス、お前もか。」いや、何か違うな。(僕は幼女だけは大丈夫だと信じている。)

フェラチオ無線

 ○○○ちゃんに精液を贈ろうかと思ったが、さすがに自重した。俺にだって常識はある。ただ、アイドルに精液を送りつける奴の気持ちは分かった。あれは要するに、俺の精液を使ってくださいってことだ。もちろんとっくに死滅しているわけだが。
 たとえばキュウリの先っぽに白い精液をつける。そのまま食べてもいいし、穴に入れてもいい。人間の白子として、お茶漬けにするもよし。ただ、活きのいいのは産直、それもより新しいほうがいい。出張させてもらえれば本望だ。白子寿司のようにそのままお口に入れてくれたら言うことなし。もちろん棒ごと。
 だから何もビン詰めにする必要はなくて、彼女がオーダーしてくれたら、チンポを立てて直行するだけ。いつでも呼んでくれればいい。

石田えり名言集より

「今日は白子寿司をつくるわよ。用意するのはソーセージ。(語尾をやや大きな声で。)まずはこうして、お口にくわえるの。・・・やだあ、これ、仕事みたい。」

そのへんの手品師

 正社員は働きすぎで、フリーターは仕事がない。だったら仕事を分ける余地もあるはずで、そのほうが正社員の負担も軽くなるはずなのですが、お給料をうまくカットされている。だから正社員は引くに引けない状況にあるようです。
 それだけ働いているのに、あるはずの余剰は、会社の中の手品師がうまく隠していつも言います。人件費の安い海外に行ってもいいんだよ。それがいやなら頑張ってね。手品のタネがバレるまで、ワークシェアリングは遠い先です。

団結アレルギー

 由美子は三人目の男を咥えると、真っすぐにゾウのオリをとび出して、真昼の動物園をサルとキジとイヌとヒトを求めて、やや粘着質な目線で歩き回っていた。来るべき決戦に向けて、まずは腹ごしらえが必要とばかりに、さっきつかまえた男を芝生に叩きつけて、屍肉を貪り空腹を満たすのであった。
 腹がふくれると、由美子はやや落ち着きを取り戻したようだった。なにもサルやキジは動物園に限ったものではない。敵はもう私を捕まえる準備を始めているかもしれない。機先を制しなければ。
 由美子は思い立てばすぐに行動に移す性質だった。動物園をとび出し、敵の現れそうな場所に自ら先んじるつもりだった。敵が団結する前に、叩き潰しておかなければならない。彼女は焦りでやや冷静さを欠いているようだった。

とろんぷるいゆ

トロンプ・ルイユのなかに幼女を入れてみる。ほうら、迷っちゃっただろ。だから僕がついて行ってあげないといけない。他には誰もいない夢の迷路。僕は頼れるお兄ちゃん。ずっと夢の中で遊ぼうね。