はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

ひとりごとならべ(2009年9月 その8)

「極端な話、雇用政策だけが私の政治だ。」
「結局お前も、モノに釣られて魂を売っただけか。安っぽい。」
「なんて上から目線で言ってるから何もしない奴になったんだ。」
「日本人として日本のために戦って、日本社会から疎外される。それが喪男であるならば、はじめから日本に構う必要はない。喪男にとって、アイデンティティーのうずきは単なる惑いかもしれない。だが、日本人として耐えられないことに、どこまで我慢できるか。」
「報われない戦いなど、幸福な者への捨て石に過ぎない。」
「粘液の絡みつく感触が体じゅうに伝わり、私は軽い痙攣をした。女はあえぐ。私は悶える。芯の先が震えつづけた。両手を何度も床に打ちながら、体どうしが結びついて離れない。痙攣が芯の先に反響し、瞳は虚空を眺める。という映像が見えた。一日抜かなかっただけで、すいぶんと生々しかった。私が求めているのは幼女のはずだが、この感じはどうだろう。」
「女の人は、よわい振りをするときがあるのですか。」
「警棒を握られたとき、彼は赤らんで吐息をついた。『ねえ、どうしたの。僕をつかまえるんじゃなかったの。』答えぬまま、ひたすら恍惚を浮かべている。『裸になろう。あっためたいんだ。』体が脱いていた。春の夜はまだ寒い。芝生のうえで二人は抱き合った。ぬくもりに照れながら彼は、男の優しさに甘えていた。(草×香)」

「それは男らしさではなく、ただの蛮勇。」
「男のイメージが妙に先行している婚活って嫌だな、と思います。頼る必要がなくなってきているのに“主人”なんて変でしょう。言葉の裏側に何か重しでも仕込んでんのかな、と勘ぐってしまいます。」
「もとが家父長制の名残だから、男が“男らしく”なければ“主人”はただの看板です。今では結婚の実質を反映しません。それでも“男は強い”というイメージだけは惰性走行して現在に至る。」
「“強い”人間はむしろ政治的には損をするもので、“弱い”人間の要望を受け入れるように仕向けられる。気がつけば親権は女の人が握っています。“弱い”人が得をする。男は空気で負けている。」
「“男は強い”という時代はとっくに終わっているのですが、今でも“強い”人により多くの負荷がかかります。結婚して、男のイメージを背負わされるのは重圧です。婚活は生暖かく見送りましょう。」

「うつむくな、歩けなくなる。」
「底辺同士で戦っても仕方がない。敵は笑っているだろう。」
「何もやらないと慣習のなかに埋没する。自殺をどこか当然のように受け入れている国であれば、その先は――― だから埋没するな。」
「情報に鋭くなると感性を失うようで避けてきたが、いまは違う。情報収集の効率性は、どんな情報をいつどこでどれだけの時間をかけて行なうかにかかっている。」
「ネットの誘惑に惑わないこと。どうしても長居を誘う。」
「ひとりごとをならべつづけて分かったのは、言葉どうしが線になっていること。それに、私の場合その線がムダに多い。つまり注意散漫状態。必要な線だけ選びたいが、器用ではない。」
「どうにもならないものを、どうすることもできない。」
「処女はもちろんうれしいが、官能のほうが勝る。処女でないことを残念がられるようでは、その程度の官能だったということだ。ただ、誰か一人の処女をつき破りたい。その思いは残る。」

「そうこうしているうちに、32歳になった。」
「幼女のあそこの形が知りたい。幼女人形をつくるために。」
「この半年間、まいんにはまりっきりでした。ずっと画面に喰らいついて、心の中で挿入しました。もう離れられません。生活もすっかりリズムか狂いました。一日の中心がまいんになりました。番組が終わったら明日の放送を待ち、それ以外にすることはありません。暇などないはずなのですが、大切な時間を全て彼女に注ぎ込みました。僕はまいんに出会ったことを後悔しています。あんなに可愛ければ追いかけるしかありません。おかげで、生活を犠牲にしました。一日も早く彼女から離れたい。でも、CDを予約しました。アニメイトの通販で限定盤を頼みました。特典はポストカードです。正直にいうと、たった一枚しか買えないことが悔しいです。お金は先払いしました。後戻りはできません。僕はもう中毒です。人のことは何も言えません。福原さんにお願いがあります。僕をロリピーと呼んでください。僕は、あなたに罵られたいのです。」
「映画を観たと言ったらあらすじを求められた。本当は早送りして観ただけだったが、形だけはあらすじにしたつもりだった。すると横から見知らぬ男が割りこんできて、あらすじを語りだした。それがしっかりと深い話になっていて、ちゃんと観たことがすぐに分かった。男が去ると、私も離れたくなった。(本当は去りたくて仕方なかった。)という夢を、誕生日の朝に見た。」