はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

ほのぼのぽえむ(第二回)

また おっきした

ゆめはかなうだなんて うそいってごめんね

どこにかくれる ゆめのもり
あしおとだけが りあるにひびく

ゆげにつつまれ あたたかき
おっぱいよていの むなさきのもも

はだかおとこの うたげはつづく

おさなくも
なきあえぐ

ぶつぞうを ならべてあそぶ ようちえん

ぼくは よそのほしに いってくるから
きみは おとなしく おるすばん

どこに かくれてるんだい
ぼくは かくれんぼは きらいなんだ

かくれんぼ おにはいつも きまってる

おびえなくていい おびえたかおはきらいだ
ほほえんでほしい そのほうがきみににあう

にげたらだめだ ひとりになりたくない
いずれわかるさ きみはむすばれている

ぼくをひとりにしないでくれ
はやくあいをささやいてくれ

えどのかたきと いうなかれ

ぼくを すきになるまで
ぼくは ほほえんでる

ごめんね きみのおもいもきかないで

ぼくは きみのそばにいるよ

きみの らんどせるは おもいね

きみが にげなければ

やくそくだよ かならず かえっておいで

ぼくはずっと ここにいるよ

きみのえがおを みるまで
ここから はなれない

きみがげんきに なるまでここに
いるよ

.

どうしたの げんきがないの
なかなか わらってくれないね

きみをやぶる

あしを ひらいてごらん

でんきむせんの
じょうほうばくだん

にげだしたとりを かごのなかに もどすため

かわいい かっこいい うつくしい
わたしとは むえんのことば

せめてことばは うつくしくありたい

くさむらに ゆげが たちのぼっていたら
それは ぼくと きみの あかし なの

かえりみち

たまにはぼくたち
おおきな おともだちのことも
おもいだしてください

くさむらは とてもひろいのに
かくれるところは どこにもない

ぼくより とししたの おとうさん

おびえなくていい
ぼくは わるいひとじゃない

おびえないで
わらってほしい

なきやんで

ひとのかけらを ひろいあつめる

じんせいはもう あとにひけない たびになる

かくれんぼ きみをさがして
おにごっこ いつまでつづく
ひとりのせかい

にげられたくない おにさんひとり

ゆうやけに こどくどうしが あつまって
まいんまつりの うたげをひらく

またひとり
きみはいないか

ひとりのせかい できみをさがす

ゆうやけのそら
ひとりのせかい

おとうとのよめ

しんだら おわりだよ

ふたりだけの ゆめのせかい
だれにも みつけられないさ

「なんで俺は、ここに来たんだ。」

卒塔婆詩(そとばぽえむ)第一回
http://d.hatena.ne.jp/harunobu77/20100407/1270595502
ほのぼのぽえむ(第一回)
http://d.hatena.ne.jp/harunobu77/20090608/1244447398