はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

ひとりごとならべ(2009年11月 その5)

「平等を求めて犯罪者とよばれ。」
「愛は愛する人間が限定される。」
「人の孤独が笑いの種になる時代」
「誰かを愛したら、もう愛とはいえない。」
「偏見がかった人間の偏見をあげつらう偏見」
「草食系男子論は非モテ問題の美化だと思う。」
「自由を美しいと感じる者だけが草食系男子論を信じられる。」
「我われ喪男は女性から直接の処刑を受ける。だから女性を憎む。」
「そうでない人がいることは頭では分かる。それに、今までに会ってきた女性たちを思い出しても、とても彼女たちに憎悪は抱けない。それでも女性に悪感情を抱くのは、扱いの衝撃が強すぎたからだ。具体的な傷が癒えないまま、相手の属性に一般化している。大げさかもしれないが、女性を見れば傷がむし返される。(確かに、中にはとんでもない奴もいたが、それはその個人の性格だ。)」
「外見を笑う人間は遠くにいた。直接コミュニケーションをとる女性たちはとても常識的な接し方をされる方が多かった。私の場合、話せば分かるだろうと思わせた。」
「がりがり、天然パーマ、内股。とくに内股が特徴的だった。笑われることが度々だった。特徴を露骨にあげつらう。歩き方を変えて、笑われることはなくなった。今はあえて外股にして歩いている。」
「私の原体験を簡単にミソジニーで片付けてもらいたくない。『そんなに気持ち悪かったですか』と今でも言いたいぐらいだ。」
「名前もろくに知らないような連中が無神経だった。遠すぎるがゆえに属性しか残らない。」
「恋愛経験者の童貞たたきは笑える。昔話は自慢にもならない。」
「身体への無配慮が恋愛をめぐっている。恋愛という言葉に、身体を直結して聞くようになった。」
「人が本来抱えている孤独。これを癒すために恋愛をする。恋愛から取り残された者は、経験者に対してこう言う。俺たちを孤独にした責任を取れ。」
「恋愛をやめろと言っているのではない。恋愛の再解釈を求めているのだ。身体が孤独に結びついている。それを訴えたい。喪男の原体験だ。」
「目の権利は人を振るい落とすことではない。」
「人を否定する自由」
「巧妙に隠された問題」
真空管のなかで息がつまる。」
「生まれたての女の子はみんな処女だった。大発見だ。」
「幻想可能なメルクマールが処女ぐらいしかない。」
非モテの私でさえ、恋愛よりも就職のほうが難しいと思える。」
「自由を批判する一団に気づかない振りをする集団。とくに恋愛の自由。」
恋愛資本主義への批判は、恋人が欲しいという動機はうすく、肉体の序列化圧力に怒っている。恋人はすでに諦めている。」
「幼女とセックスすればすべて解消される。」
「恋愛の見せびらかしにつられて大事な時間をとられるな。」
「外見は尊厳に関わっているだけに、なかなか手を引けない。」
「自由を求める声が貧困を放置している。それなのに賞賛される倒錯。」
「だれの言葉だったか。『ここは不当に明るい。』」
「明るさを演じているのか、暗さを知らぬほどに鈍感なのか。あるいは放置しているのか。救いの手を払いのけながら結ぶ幸福を罪といい恥とよぶ。」
「自分をわらう余裕さえない。」
「地獄の釜は開けたほうがいい。気づかぬ振りができないように。地獄帰りの鬼の出番だ。」
「恋愛が人間性を解き放つなら、恋愛できなかった者の人間性は自ずから明らかだ。非モテ問題は外見の選別という観点だけでなく、恋愛そのものの意味を徹底した結果でもある。」
「権利の積極的評価は、行使される側にとって否定の肯定に聞える。」
「つまり否定への加担だ。」
「恋愛はまだ我慢できる。一人はとうに慣れた。だが序列に組み入れられることは耐えられない。恋愛が精神の問題とされるかぎり、外見の序列化は可視化されない。」
「恋愛は自己欺瞞をいつまで続ける。」