はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

ひとりごとならべ(2010年3月 その3)

「相手の命が疑わしい。」
「相手の命を見据えた戦い。」
「相手の命を突くと幻想が見える。」
「神経衰弱で逝くか、食えずに逝くか。」
「言葉は完全を装うが、命に隙がある。」
「誰かに必要とされるのを待ってはいられない。」
「命を誰かに握られている感覚。」
「命を支える虚構」
「他人の尊厳を盾にした沈黙。」
「子孫のため鬼になる。二十世紀は鬼だらけ。」
「死ねと言う者の足元を崩すと、誰かの死が見える。」
「誰かが生きるためのカネを報酬と勘違いして使い果たす。」
「死に行く者が厖大な自己証明を築き上げる矛盾。」
「誰かが優先的に死を迎えることはできず、それは強いて言えば幻想だ。人は死を抱え合っている。」
「死は極限において語るもの。安易に口に出すべきでない。」
「現状が変わらなければ、生き延びる術は弱者どうしの分捕りしかない。自分は弱者とアピールしながら他の弱者に死んでもらうことだ。当面の生存を確保するために。いわゆるネット右翼は生存志向の発露としても捉えられるだろう。」
「弱者は死んでもいいという暗黙のうちに、おそらく自らの命が順番に脅かされてゆく。」
「強者がなかなか姿を現さない。」
「人を生かす努力と自分で生きる努力。」
「誰かの命に穴を開けたら駄目だ。自分もやられる。」
「自分の命に穴を開けさせないための他人の福祉を推進する。」
「私に配慮しろと命じられれば、何様のつもりかとなる。」
「国民が情緒に動かされやすい国家ほど概念は権力性を帯びる。」
「存在の不代替性が暴力を生み出す。強者による暴力。弱者による暴力。」
「一つのノーマルを完成させるためにどれだけのアブノーマルを営めばいい。」
「良心に基づく共生はありえないものと思う。それは一つの妥協であり、社会的均衡の一形態である。」
「馬が優しく微笑むことはなさそうだが、獣のほうが人間らしいと思えることはある。」
「結局安全圏にいる者が言いたくないことを言わずに済み、言葉尻を掴まれずに済む。」
「口だけの者は死ねば清々する。逆に行動の人は惜しまれる。」
「人から何かをされたときの感謝の気持ちは忘れたくない。」
「自分との戦いを最優先する。社会とのそれは後だ。」
「いきなり死ぬ訳でない。だから短期間に仕上げる。」
「男はカネを稼ぐ存在という役割観への反発が恋愛資本主義批判の前提。」
「自分と境遇の同じ人間を叩くのは、社会に対する敗北宣言に等しい。」
「人を殺すつもりで何かを話す意気が大切だ。」
「何も言わず生きるほうが強いこともある。」
「10年後の未来に行くのに10年かかった。」
「健全な死は、強者の死だ。」