はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

ひとりごとならべ(2012年2月14日)

田園に死すのラストはいま生きている日常だった。」
「幼女とどこまて行けば、私は日常にたどり着けるだろう。」
「欲望の対象としての幼女が消えてゆく。」
「あるいは幻想の残像として沈殿したまま。」
「心から離れることはない。」
「今でも私は、かつて(断片的に)描いた草むらにいるような気がするのだ。」
「動物に囲まれると疲れる。」
「仲良しグループに入らんと情報も入らん。」
「あの仲間に入るぐらいなら、辞表を出す。」
「考えている人間は、語らなくても雄弁である。そういう人間を目指してきた。仲良しグループとは対極である。」
「恐らく、生理的に受け付けないのだろう。」
「腹芸は知性の対極にある。芸を方便として使うのは度量と言えるが、芸に溺れると周りが腐る。」
「ここにいると、頭が腐ってゆく。ニート時代のほうが切れがあった。」
「上手くなったのは電話の対応と、パソコン操作、事務機器の動かし方だけ。」
「人脈はない。お知り合いはできたが、一年雇用の雑用さんと思われている。」
「やはりと言うか、正社員にはマニュアルがある。社員向けのメール網で情報も共有する。仕事の質を分けるのは知識の有無であり、情報の共有は正規と非正規の秩序を崩しかねない。」
「相手によっては、自分のことは自分でやれと言いたくなる。」
「私は同じ非正規でも、上昇志向の人と付き合いたい。」
化石燃料に戻りたいのか?」
「掘り尽くして終わり。次はどうする?」
「田舎で暮らすと、地元の小学校を出ていないので肩身が狭い。」
年功序列的賃金カーブの問題点は、個人を年齢という能力外の視点で評価するところだ。」
「言わば、年齢イコール能力というフィクションが存在する。」
「恐らく徒弟制度の名残だ。」
「しかし、五十を超えても課長になれる訳ではなく、そこだけはあるべき能力評価が機能している。」
「丁度、真横の係のベテランが異動を口にしている。さては課長になるか?それともワンクッション?」
「ここにいると、知らず知らずに頭が腐ってゆく。」
「飼い馴らされている奴もいるが、後で泣くだろう。」
「一時期の私のように、バイト先の居心地が良すぎて、将来のキャリア形成を忘れてしまう。」
「温い仕事が自分のためになると錯覚していた。」
「愚かであった。居心地の良さを求めて行き着いた先が幼女であり、母のいる家だった。」
「仕事に疲れて今の勉強に支障を来しつつある。」
「失礼な話だ。非正規を“あの子ら”と呼んでいる。」
「呆れたのは、一つ年下の非正規をあの子と言っていることだ。」
中途採用のない組織だから、後で追い越される心配のない奴には言いたい放題だ。」
「心を正しく持てば、恐れるものはない。」
「優柔不断は付け込まれる。」
「俺の“いい子”も卒業だ。
「八方美人なところがあった。
「それで上手くいくと思っていたが、違っていた。」
「自分の意志をもつ者が自然と信頼される。」
「自分がそうと思う理由を言える者だ。」
「はっきり言って、“いい子”はしんどい。」
「自分の思うことが言えないからな。」
「はっきり言って、三月の末まで消化試合だ。」
「履歴書を埋めるために行っている。」
「辞めたら社会保険の履歴でバレちゃうからな。」
「非正規は情報も組織のことも知らんから、何も言えない。」
「主婦じゃないから、子育てのことも言えない。」
「結婚してないなら、嫁や子供のことが言えない。」
「地元じゃないから、地元のことも言えない。」
「同級生もいないから、噂話に加われない。」
「自分でも分からないから、将来のことは言えない。」
「だから何を聞かれても愛想笑いしかない。」
「仕事のことは言うだけ馬鹿だ。」
「最初から仕事をさせるために雇ったのではない。」
「正社員に楽をさせるために雇ったのだ。」
「違う部署の非正規が言った言葉だ。実に的を得ている。」
「私は雑用をするために生まれたのではない。」
「役に立つというか、勉強になる雑用もあるにはある。」
「感謝したい人も実はいる。」
「勉強しないと怒る人だ。いいように言われていないが、むしろこの人と仕事がしたい。」
「あれだけ可愛がっていたはずの幼女が忌まわしい。」
「過去の残骸として意識してから疎ましい。」
「小学生で抜いてしまった日も、苛立ちでもどかしくなる。」
「私の志向と性の指向(あえて嗜好と書かない)とがズレ始め、分裂感さえ覚える。」
「オナニーは、そいつの人生が詰まっているから恐い。」
「過去の残像で不安定な自己を支える。」
「かつての輝きが嘘のように暗い。」
「草もない砂漠を彷徨っている。」
「疑いを知らない思いが、幼女に女以上の女を感じさせた。」
「フィクションの終焉である。」