はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

ひとりごとならべ(2012年7月16日)

「我輩は空を夢見る。」
「宝石は覆されることもなく」
「革命の加担者になること。」
「恋愛と結婚とでは、恋愛がより深い動機となる。さもなくば不倫が美しく見えるはずがない。」
「拷問のような恋だった。相手の目が常に何かを試しているように見えた。結果振られたわけだが、心の片隅で解放感を覚えたのも事実だ。」
「こんなセールスのような会話を本当に夫婦でもやるもんかね。」
エスカルゴのソテーをほうばった。バターの味がした。」
「恋愛、派遣、豊胸。“注目”のキーワードが3つ並んでいた。」
「つぎに見たら、出会い、痩せる、着うた、だった。」
「どうやら私は死ななかったらしい。」
「永遠について、暗示以上のことを語るのは人間の傲慢だと思う。」
「『あのような物々しい回廊には、水入らずの語らいをしたくなるような片隅がない。』(ボードレールパリの憂鬱多田道太郎訳)」
「野球じたいは嫌いではないが、参加しないと気まずいという雰囲気を意図的に作り出した幹事のやり方が気に入らなかった。こういう踏み絵で意志を試すのではなく、単純に人が足りないから参加してくれと言われれば納得して参加しただろう。私の性格上、あえて参加しなかったのは言うまでもない。」
「粘着されているのに密着していない状態。」
「きれいに殺してほしい。」
「美少年のいるレストランで、私は孤独を紛らわせている。」
「わざとひっかかったふりをしてやろう。」
「私は太陽の土となりたい。」
「名分がなければ動けないから、偶然頼みとなる。」
「お好みの髪型にスライスします。」
「空に突き上げた拳が何故か痛い。」
「機械の牛が目を覚ましている。」
「加藤よ。誰がお前を裁けるか。」
「綺麗事は必ず誰かが犠牲になっている。」
テロリズムとは、神に見初められた勇気ではないか。」
「考え事をしていると、頭をぶつけますよ。」
「クビワ、チヤントシメマシヨウ。」
「私にとっての運命の誤算は、恋をしたことだ。」
「これまでの恋は、恋に恋する恋であり、それゆえ、片思いで十分だった。」
「一人で生きるという大前提が通じないのだ。」
「私の場合、人生の挫折が風貌や空気を作り上げているところがある。」
共依存説が正しければ、・・・」
「母と私の関係がまさにそれだった。」
「(不埒な希望)」
「鳩の死骸はすぐに通報した。猫の件で役場の番号を登録しておいたのだ。最近の鳩は車が来ても避けようとはしない。運動不足なのか、動きが鈍い。もっとも、それが鳩本来の生態かも知れないが。」
「好きな人がいる。あまりにも遠くて話せない、片思い。」
「私の理想の女性像は、一生の付き合いができる人だ。」
「空という奴は、どうやら、隙間のないようにできているらしい。」
「テレビで寂しさを紛らわせようとするな。」
「ここに来てよかったのは、父親の死を受け入れられるようになったことだ。」
「『そんなこと考えてたら飯食えないでしょ。』(2012年7月15日『遠くへ行きたい』より、72歳の琉球ガラス職人稲嶺氏)話の流れは分からないが、耳に飛び込んできて離れない言葉。」
「野球の話はさっさと終わって欲しい。」
「罪を犯さずに生きているという自覚の中に、既に罪が宿っている。」
「指人形(ヒト科)」
「私は、処女から解放されるかもしれない。」
「死に方に辿り着けない孤独。」
「苛立っているのか、プチプチを一つずつ潰していた。」
「私は、失恋によって己の生を回復している。」
「仕事をしていると、休みに家に居るのが結構疲れる。」
「先生、私はこの島の狭さに疲れているのです。」
「やわらかな憂いを、勿忘草のなかに忍び入れよう。」
「オリンピックに出られる方には申し訳ないが、感動や勇気を与えられたらというお決まりのコメントは、かえってプレッシャーになる。頑張りたくないときだってあると、正直に言ってくれたほうが嬉しい。まあ、それは行間から読むべきかも知れないが。」
「相変わらず深くて分からない人だ。」
「『太陽の砂』はさすがに名詞として使われている。」
「彼女が近くにいても、動揺しない振りはできているはずだが、右手の親指の震えが止まらないでいる。」
「休みの日に彼女の声が思い出せないのは、それだけ無意識的に意識しているからだ。抑圧に成功したと油断すれば再び現れるといった具合で。」
「安住は死と心得よ。」
「思考の地平は意識して作り出さなければならない。日常の緩慢な脳動作から思考を独立させなければならない。」
「資本家に逆らうと生きていけない国だ。」
「写経を再開した。般若心経は一日一枚、自分の字で書く。外側の世界との隔絶のうちに字が乱暴になることもあるが、妥協しないという点では行儀良く書くよりもいい。」
「この世界のグロテスクさに気づかないなんて。」