はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

ひとりごとならべ(2012年10月7日)

「淡淡と35歳を迎えた。」
「もとは平民であったはずだ。」
「持つ者の涙と持たざる者の苦しみ。」
「現状を破壊し尽くす権利。」
「社会的矛盾を残したまま絆を連呼する。」
「中絶への恐怖と存在として消される苦しみ。」
「動画で見た場所を実際に行ったと錯覚することがある。」
「改革を志す者は隙を見せてはならない。」
「訳の分からない人を好きになった理由を聞かれても、何故かは分からないと答えるしかない。(強いて言えば気質が合うからだ。)見た目だけを答えればいいのなら、可愛いからだ。」
北斎さんの好きなダ・ヴィンチはどれですか?」
「農協前の空き地にいた爺さんが真上に放った野球ボールをゴルフクラブで打とうとしていた。仮にヒットしたら農協のガラスを割ったかも知れないし、私に当たったかも知れない。しかし、永遠に当たらないように思えた。爺さんの足元は遠心力でふらついていた。」
ゴルフクラブでバッティングの真似事をする爺さんに、私はどう突っ込んだらいいか分からなかった。」
「そう言えば、プロゴルファー猿に野球のバットでゴルフをしている奴がいたな。あれの逆だ。」
「雨上がりは空気が冷たく少し湿り気がある。こんな日は音がよく響くからCDをかけるには最適だ。深夜の部屋も同じように静かだが、近所迷惑になるから演奏は流せない。」
「韓国語や中国語、そして英語を学びたくなったのは、私がグローバル化の尖兵たろうと思ったからだ。」
「加藤は掲示板への書き方と人の殺し方が同じだ。自分の本音を意志とは明確に切り離したところに置き、ネタとして利用するという形で本音を表現してきた。彼は殺人を手段として利用したと語ったが、むしろ殺人願望こそが彼の本音であり、なりすましへの対抗はそのきっかけに過ぎない。しかも本人がそのことに気づいている様子は手記からは見られない。」
「気を抜いたら眠くなる。仕事から帰って飯を食うと眠くなるから気を抜くな。」
「死こそ平等たれ。」
「移民たちが逃げ出した。」
「一日に五回も抜いたから、翌日に出た精液の量は少なかった。」
「こうなると通貨高は罰ゲームのようなものだ。」
「パラシュートを拒否した少年。」
「僕は左の目でものをよく見るが、それは世界の右側なのだ。」
「動物の死骸が風化して骨だけになっている。しかも腰の辺りがない。」
「油断すると日本に同化しかねないから殊更に、韓国人のアイデンティティーを強調するのだろう。」
「本が一杯になってきたので、図書館で借りられる本は積極的に借りることにした。何度も思い出す本は購入して繰り返し読んだらいい。」
「お見合いで趣味はお見合いですと言うようなものだ。」
「『好きって言いなよ。』がテレビ欄から頭に入って離れない。」
「小悪魔を好きになるなんて、私も歳かな。」
ニートが逃げたんじゃない。社会がニートから逃げたんだ。内なるニート性からな。」
「それにしてもニートスズキが『もはやニートではない』と言ったのには驚いた。感慨を禁じ得ないし、どう言っていいのかも分からない。そりゃ、35歳になってニートの定義からは外れたけどさ。」
「あてがう。あてがわれる。私の嫌いな言葉だ。価値のないものに価値のないものを配分する。それは片付けと言ってもいいし、処理、処分という言い方のほうが実態を示している。対象とされる相手も手段となる人間も不幸である。共に死ぬのを期待されている。」
「半封建性に埋もれ、社会の主要な生産関係に表れることのなかった民衆がいる。関係の本来性を奪われた者たちである。」
「上を向いたら腹が立つし、下を見たら引っ張られかねない。私は真っ直ぐ歩いて生きるだけだ。」
「グローバル時代といいながら、こんな田舎にいつまでもいるわけないだろ。」
「なんで二十五条を守らん国に忠誠を誓わされなあかんねん。」
グローバル化によって孤立化した大衆がナショナリズムに走っている。だが愛する相手を間違えると深みに填まり、現実の不条理から逃げられなくなる。」
「行き場がないから国家に助けを求めたがる。しかし国家はみずからを愛した者への見返りを与えはしないだろう。」
「生きる目的は現実の不条理から逃れることだったはずだ。」
「大衆の一人に過ぎず何ら権力を持った実感のない者が社会的強者として分類されることへの違和感。」
「新しい人間は必ず若者であるということがあってはならない。」
「私の言葉は敵に届いているか。届いてはいても黙殺されていないか。」
非正規労働者の敵は韓国人や中国人ではない。我々を無能視し(能力向上の機会は正規労働者に独占されている)、公平な機会を与えず平等な生活を保証しない同胞こそが敵だ。」
「私がグローバル化(資本の国際化)に期待するのは、この社会の不条理な半封建性を破壊することだ。」
「資本によって殺さるか、半封建性によって死ぬか。」
「私は、死を待たれることも殺されるうちに含めて語っている。」
「気持ちの籠もらない、手を叩いただけの淡淡とした拍手だった。」
「半封建性を破壊することで得られる生存がある。それは資本に殺されるまでの束の間の休息だ。」
「敵は身近にいる。敵は隣人であり、隣国ではない。」
「私は共有できる死を望んでいるのだ。」