はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

(メモ)韓国ドラマ「王と妃」より(2012年10月13日)

「今回も『王と妃』より。ついに最終回だ。名言が多く全てを書き留めることはできないが、その一部を備忘として載せる。」
「『強風が吹きそうです、母上。せいせいするでしょうね。』(斉安大君『王と妃』より)」
「『都承司は聞け。キム・イルソンを捕らえ、議政府と六曹の官僚らを登庁させろ。その後宮殿の門を閉め、キムの謀反が究明されるまで誰も外に出すな。謀反でなくて何なのだ。明らかな謀反だ。世祖を侮辱し、王室を中傷したのだぞ。キム・イルソンは臣下だ。臣下が君主を批判するのは謀反にほかならぬ。ソン・サンムンら集賢殿の学者は世祖を殺そうとしたそうだな。キム・イルソンは剣ではなく筆で君主を殺そうとしたのだ。彼の罪はソン・サンムンより重い。世祖や王室を侮辱する文を「実録」に載せ、あざ笑おうとしたに違いない。キムを捕らえろ。修文堂で私が直接尋問する。議政府と六曹の官僚は皆同席し、王室への忠誠心を示せ。』(燕山君『王と妃』より)」
「『殿下、今の演説は太祖大王を思わせる誠にご立派なものでした。』(柳子光『王と妃』より)」
「『どうだ。苦痛を感じるか。お前は体の苦痛だけだが、侮辱された世祖はあの世で悔し涙を流されているはず。聞けば、私の曾祖父である世祖は色を好まぬ方だったとか。側室を持つよう勧めても拒んだという方が息子の側室など辱めたはずがない。正直に吐け。世祖を貶め魯山君を高めることで、集賢殿の学者らを忠臣に見せようとしたのだろう。まさしく大逆罪だ。それしきの拷問で気を失うとは。学者というのは肉体の苦楽より精神力を重んじると思っていた。私は罪人の子としてあらゆる苦痛を味わいながら育ったが、お前のように弱くない。生きていることがあまりにつらくて、死を望んだこともある。だがその度に思った。確かに生きるのは難しいが、気を強く持てば苦しみに打ち勝てるとな。それなのに、たかが拷問ごときで気を失うとは。』(燕山君『王と妃』より)」
「『聞こえるか。天地に泣き声がこだましている。あれは風の音ではない。耳を澄まして聞いてみろ。母上の泣き声ではないか。いまだに復位してもらえず、悔し泣きしておられる母上の声だ。待っていてください。もうすぐです。廃妃という汚名をそそぎ、必ず王妃に復位して差し上げます。』(燕山君『王と妃』より)」
「『ジャウォン、見たか。あの卑劣極まりない大臣どもの顔を。私を罪人の子に仕立て上げ安楽に生きてきた奴らが、私に睨まれるのを恐れてびくびくしておったわ。そんなに死ぬのが怖いか?ならば想像してみよ。毒薬を前にした私の母がどれほど恐ろしかったか。私の呪いが降りかかったら母のことを思い出せ。稲妻よ、光るがよい。私の呪いの威力に比べたら子供だましだ。その程度では私の相手ではない。私の呪いは天地を燃やし尽くすだろう。雷よ、鳴れ。稲妻よ、光れ!』(燕山君『王と妃』より)」
「『まだここにおられたとは。私はそうとも知らず、新しい墓で安らかに眠っておられるとばかり。空を見てください。燃えるような夕焼けです。私の親不孝を怒って、天が燃えているのです。誓います、母上。母上を陥れた者に仕返しして、後悔させてやります。奴らの肉を母上の墓に捧げてみせます。さもなくば安らかに眠れぬでしょう?』(燕山君『王と妃』より)」
「『機が訪れた。そなたは廃妃という火薬庫に火をつけてくれ。よいな?』(柳子光『王と妃』より)」
「『皆が私の死を望んでいます。私は官僚の弾圧を重ね、多くの人間を殺しました。その怨霊が私を苦しめているのです。晋城に即位してほしいのでは?もう少しの辛抱です。いずれ私には天罰が下ります。晋城は私とは血が違います。私の血は大妃様のように立派ではない。母上の無念は晴らしたものの、私とて母上の罪は知っています。お祖母様が正しいのでしょう。血が汚れていたせいです。卑しい血だったから母上は葬られた。その息子が私です。廃妃の息子です。数万の人間の血を飲んだとしても、この血が浄化されるでしょうか。誰も信じられません。人と関わるのがうんざりなのです。自分が嫌です。この自分が嫌で吐き気がします。』(燕山君『王と妃』より)」
「『私は晋城が憎い。晋城がいる限り、私は自分の愚かしさに苦しむ。ジャウォンめ、この無礼者。正直に言え。そなたも私を愚かな王だと嘲笑っているのだろう。私にはその笑い声が聞こえているのだぞ。お祖母様。これで満足ですか。ご覧ください。私は乱心者です。お望み通り正気を失いました。』(燕山君『王と妃』より)」
「『柳子光。この腹黒い男が、素早い行動に出ようとしていた。』(ナレーション『王と妃』より)」
「『パク殿。一杯お注ぎします。いくらなんでも、妻を斬り殺すとは。凌辱された妻を斬ったのち流刑に処された彼は、禁府都事を殺して山へ逃げたそうです。しかもただの山賊ではないようです。彼に従う連中が大勢いると聞きました。巷では、イ・ジャンゴン一味が都へ攻め入るとの噂でもちきりです。イ・ジャンゴンの勢力がいくら大きくとも、都は落とせぬでしょう。ただ、問題は民の心です。国を見放しつつある。それが問題なのです。パク殿。こんな腐敗した国でも、イ・ジャンゴンのような連中に自由にさせていいのですか?では、これで失礼します。』(柳子光『王と妃』より)」
「『大した力はない私ですが、国を思う気持ちは誰にも劣らぬと自負しております。大君様。殿下が一目置いている王室の年長者は、大君様だけです。国が困難なときに傍観するばかりでいるのは、よいことではありません。』『それで?』『大君様が動くべきです。(大君、咳払い。)乱心者の殿下をのさばらせる気ですか?』『私にどうしろと言うのだ。』『猛犬は、叩いて黙らせねば。』『(かかと笑って、)さては 私が黙らせたい猛犬か?』『晋城大君は若すぎます。』『つまり私に謀反を企てろと言うのか。』『猛犬を捕らえるのは謀反とは違います。』『この無礼者め。私も卑怯者ではあるが、お前ほど恥知らずではない。いくら殿下が暴君であっても、私の出る幕ではない。』『大君様、私を信じてください。私は命懸けで大君様に・・・』『黙れ、さっさと失せろ。』『(屋敷を出て、)私としたことが人を見誤ったな。彼は王の器ではない。』(柳子光と斉安大君『王と妃』より)」
「『斉献王妃の過ちは、夫を愛しすぎたことだけです。』(斉安大君『王と妃』より)」
「『私を殺さなかったのが一生の悔いなのですか。ならば私を殺せばいいでしょう。』(燕山君『王と妃』より)」
「『考えてみましたか?イ・ジャンゴンが兵を集めているそうです。先を越されたらどうするのですか。』『名分が・・・』『いくらでもあります。殿下は乱心しています。それだけで十分では?機に乗じるのです。私が先頭に立ちます。』(柳子光とパク・ウョンジォン『王と妃』より)」
「『大監、ご決断ください。このままでは国が滅びるとよくご存知でしょう?大勢に従っては?ご賛成いただけるなら、晋城大君を擁立します。晋城大君は大君の娘婿なので、大監は王の義父になれますぞ。』『私は、何も聞かなかったことにする。』『大監。』『だから帰ってくれ。』『機会を逃したら後悔しますよ、大監。』(パク・ウォンジョンとシン・スグン『王と妃』より)」
「『廃王は王印を渡せ。』『私を廃王と言ったのか。』『そうだ。王印を渡さねば、外に引きずり出すぞ。王室の体面を考えて、命だけは助けてやる。王印を渡して、今夜中に宮殿を出ろ。』『お婆さま。お望み通り廃王になりました。臣下に担ぎ出された新王が、思うままに政治ができるわけがありません。』(柳子光と燕山君『王と妃』より)」
「『ノクスを思い出した。ノクスと私は同じ膳につき、庶民の夫婦のように笑いながら料理を食べさせ合ったものだ。ノクスにかかると、私は子供のようだった。』(燕山君『王と妃』より)」