はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

ひとりごとならべ(2013年10月14日)

「女子高生に彼氏がいるということへの違和感。」
「セーラー服は処女の戦闘服だと思う。」
「幼女の美しい足が私の性欲を掻き立てる。」
「何をしても無駄だと分かっているから体が動かない。」
「胎児にとって恐るべきことは、その生死が母親の手に握られていることだ。」
「男性にとって恐るべきことは、あらゆる女性が人の母親になりうるということだ。」
「極端な話、男は死ぬまで胎児であり続けているのかも知れない。女と向き合うことにより、胎児としての感覚が甦っているのだろう。この女が母親だったら、私は生まれることができただろうかと自問するのだ。」
「身動きが取れないからこそ募る怒りがある。」
「胎児は激しく動き回っているのに体が全く動かない。」
「わたしを けさないで ころさないで じさつさせないで」
「何年も同じことを言い続けているような気がする。進歩がないのか、変わりたくないのか、あるいは変わりようがないのか。」
「女が憎いのか、社会が憎いのか、あるいは自分が憎いのか。」
「胎児と幼女が常に私の中にある。『ほのぼのぽえむ』のなかで幼女を犯した草むらも『そとばぽえむ』で自立を目指した意志もある。それらが消化されないまま頭の中で暴れ出しているのだ。」
「胎児が幼女を襲う光景が見える。」
「胎児は自立するために幼女との性交を求める。」
「幼女は最も母に近い女だ。」
「非処女萌えは筆下ろし願望と考えていい。青い体験だ。」
「なんでおっぱいが好きなのって?ぼくは赤ちゃんだからさ。」
「そして喪男に見向きもしない女が殺された。マスコミの反応とは逆に、美少女だからこそ女への怒りがわいてくる。私に喪男の欠けらが残っているようだ。それが劣等感というものだ。」
「セーラー服は処女の特権であり、それを着る以上、彼氏を作ることは御法度であると思って頂きたい。」
「マスコミはリア充を人間の標準にしている。」
「マスコミはリア充の人権を尊重している。」
「正確に言えば、昔なら彼女への怒りを露骨に示しただろう。今は怒りこそしないが同情も湧かないし、淡々とニュースを処理している。」
リア充への怒りと言えばそれまでだ。彼らには日陰にいる者たちの悲しさや怒りは分からないだろう。」
「男は彫りの深い外見と嘘の経歴で女に近づき、虚像がばれて拒絶された。男もまた身動きの取れなさを感じていたかも知れない。」
「私の母になりえない女により暗黙のうちに処理される拒絶に対して心の底からの怒りを沸き上がらせている。」
「胎児は母親から殺されるかも知れないのだ。」
「男は母によって産み出され、女により殺される。」
「生まれるべき人間か品定めするような目。」
「女に拒絶されるのは、生まれるなと言われるのと同じだ。」
「自分が母親だったらこんな人間は産みたくないと言っているのと同じだ。それは相手の存在を否定することに等しいんじゃないか。」
「恐らく人類の優生学的な保存を担ってきたのは女性の本能だ。」
「女性は女としては凶暴だが、母としては無限に近い愛を持っている。」
「俺を産んでくれよ、産んでくれよ。産んで俺を自由にしてくれよ。」
「胎児の自立こそが私の現実的な目標であり、知りたい結末でもある。」
「引きこもりが自分から引きこもったと思ったら大間違いだ。」
「比喩辞典に目を通している。琴線に触れることばを探している。」
「『死せる孔明が仲達を走らせたように、未だ生まれざる胎児が周囲の大人の運命を変えることもありうる』(高橋和巳『我が心は石にあらず』より)」
「出口を塞ぎ止められた子宮のなかで己が胎児でないことを知るのだ。」
「胎児が自分の意志で胎出するということ。」
「全身が肉の壁に押さえ付けられて身動きが取れない。」
「胎児は既に胎児でないことに気づいた時点で身動きが取れないことを悟るのだ。だから無意識に胎児でいたいと思いたがる。」
「胎児の問題は胎児自身の問題というより、子宮を包む壁の問題だ。」
「少し具体性を与えるなら、真っ暗な部屋に監禁されているみたいだ。しかも安物の情報だけは取り放題の環境。」
「胎児は動きの取れない者の象徴だ。」
「孵化する前に腐化する。」
「目覚めると、身動きの取れない虫のようである。」
「正直に言えば、女性への怒りは以前ほど抱いていない。拒絶されることもあるが、ちゃんと接してくれる人もいる。それを知ってからしぜんと怒りは納まったのだ。」
「身動きが取れないことへの怒りは、フリーターとしてのそれに収斂されている。」
バラクラバを被って、ランドセル背負って街を歩いてみたい。」
「いまだ形になりえずに漂う影。」
「何かを表現する前に必要なのは形を身につけることだ。幸い私の習作はウェブ空間の中で沈んでいる。読み返しても恥ずかしい代物だが、おかげでイメージの表出について意識するようになった。」
「形がなければイメージの重層性は表現されない。また、形の無秩序はイメージの単調さを補わない。」
「稀に豊富なイメージが形の無秩序を補い、一つの表現を形成しているものがある。それがアウトサイダーアートだ。」
「技術がなくても表現ができるという証左ではあるが、これはあくまで結果的な分類であり、(社会的にアウトサイダーであっても)最初からそれを目指すべきものではない。」
「胎児に引きずられてすぎている。他に写像はないか。」
「もっと自分を単純化した例えはできないものか。」
「僕は大人の幼稚園をつくりたい。」
「身動きの取れない者が耽美主義に走るのは本当のようだ。美しいものだけを想像して時を過ごしたくなる。」
「本当の表現を手に入れられるなら、胎児を捨てても構わない。」
「混濁の中に美を探しだせ。美は上昇への指向に他ならない。」
「少しでも可能性があるなら、蜘蛛の糸に飛び付いてみないか。」