はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

ひとりごとならべ(2012年2月1日)

「動かしがたいものを前に、私は何をしていたのか。」
「幼女はいとも容易く手に入る。」
「瞳は今も私の前では十二歳の少女の儘である。」
「十二歳は女が高嶺の花になる直前であり、私にも手が届く最も美しい歳だ。」
「瞳は私と処女喪失を繰り返している。」
「私について言えば、暗闇の正体は底無しに白かった。」
「白も黒も単独で人の目には触れない。」
「そこにはあれど、得体の知れぬものとして。」
「僕の手は写真に写ってから消えなくなった。」
「大きな獲物を手に入れようとして、檻にはまったまま出られなくなった。」
「抜け出そうとしていたことさえ忘れてしまった時もある。」
「倦怠の時が長かった。」
「詩が哲学の入口であるという説に賛成だ。」
「やることもないという時は大切なことを忘れているはずだ。」
「知らない人から手荷物を渡された。」
「中年になっても若者としての苦難を負わされるだろうが、次の世代の若者がそれを理解せず却って冷笑で答えることに孤独を感じる。」
「残骸だけが静かに残る。」
「白い人は差別されるから気をつけろ。」
「そう職業教師に諭された。」
「マージナルマン(非正規労働者)が多く現れたのもロスジェネ世代の特徴である。」
「中年になったが故に青年期の苦難(失業・非モテ)が解決しえなくなってきている。」
非モテなど、失業に比べれば大した問題ではない。」
「しかし、一度くらい女の温かさを知りたかった。」
週刊ポストを謎の美女YURI目当てに買っていたが、彼女の連載が始まってから買っていない。おそらく写真集でまとまって出るだろうし、毎週買うのは不意の出会いとは異なり驚きがない。また会ったねと呼べる偶然さが無くなったからだ。それでも(出たら)写真集は買うが。」
「四十代になっても三十代と同じように生きられるというスズキの言葉は希望めいていたが、絶望しきった者の開き直りにも聞こえる。」
「自由に生きられるという意味なら、東京だからだろう。」
「この町は年齢にシビアだ。」
「仕事自体が限られている上、新卒主義は都会より徹底している。アルバイトさえ取り合いが激しい。母の故郷だが、とんでもない所に来てしまった。」
「最初の石につまづいたら、立ち上がる時には道が無い。ロストの語感通りではないか。」
「歩くのが馬鹿らしくなった。」
「四十を超えている人にシュレッダーは頼みにくい。だから私に振ってくる。」
「こっちは四十超えでも雑用はする。気を使われると歳を取った時にここで働けるのかと心配になる。」
「寧ろ三十代前半の正社員とは少し気まずい。」
「どうせ一年雇用だからと互いに我慢している。」
ロリコン時代は全能感に陶酔していた。」
「いま必要なのは、仕事をする力だ。」
「空白の七年間を人生の財産に出来なかったことが悔しい。」
「世界は馬鹿馬鹿しいことで生め尽くされている。」
「アヒルの子が白鳥であるという真実を誰に知られるともなく死んでゆく。」
「昨日、近所の公会堂で下級生に勉強を教えている小学生を私が先生になった設定で抜いた。」
「何だろう、小学生を相手にした時のこの全能感は。」
「(当事者の)私でさえ白い男が真っ白にしか見えないことがある。」
「仕事をすることで人間を一面的に、使えるか使えないかの二元性で見る錯覚に陥るようになる。」
「使えないと判断された者は、旧来の人事制度の転覆による復讐を試みる。」
「それがガラガラポンだ。」
「無能よりは有能であるはずの俺たちを正当な地位に戻す。」
「白い男は自分が色を帯びて生きていることを知っているか。」
「夢が多すぎて眠りこける。」
「要するにパーヤンとかその類のマイナーな男。」
会計基準の一つでも多く覚えたほうが身のためだ。」
「それにしても、イケメン太郎にdisられた時に比べ私の会計の知識は何も増えていない。」
「大枠で言うと会計士の試験を避けてから変な幻想に取り付かれるようになった。」
「せめて奴の言うように日商は取らねばならない。」
「幼女を追放する意味は退路を断つということだ。」
「しかし勃たないのだ。幼女以外の女ではスムーズにいかない。」
「不思議なもので、読むだけでアレルギー気味になっていた会計法規集が今は福音書の味わいさえする。」
「もっと早く、二十代半ばで感じたかった読後感だ。」
「無能だから、こんなところに来てしまった。」
「履歴書白けりゃ、お先真っ暗。」
「白くても生きられる土地に移住したい。」
「あんなカネ、借りるんじゃなかった。」
「全部返したから、貯金が無くなり脱出計画は頓挫した。」
「せめて日商に受かり、大阪に出たい。」
「だから法規集に福音の響きがするのだ。」
「鐘よ鳴れ、救いの鐘よ、もっと鳴れ。」