はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

ひとりごとならべ(2012年2月5日)

「履歴書に自殺予定と書きしより」
「嫌な顔をされても、辞表を叩きつける勇気もなければ、私を支える地位もない。」
「絞首台への距離が近くなった。」
「生まれた時から母の外に出たことがない。」
「生まれた日、かすかに見えた外の景色。」
「あの日外に出ていれば、私の人生は変わっただろう。」
「趣味は幼女弄りです。」
練炭自殺と幼女殺しの記事は切り取って大切に保存しております。」
「残念なのは、練炭自殺の扱いが小さくなったことです。」
「履歴書の雪」
「そこに真実の意味が包まれていようとも、私を立ち止まらせる言葉は死神の呻きだ。」
「私は立ち上がることでしか、この不愉快な死の予感に抗うことは出来ない。」
「言葉を聞く時の人は立ち止まっている。そこに死の波が襲いかかる。」
「そこに真実の言葉の怖さがある。」
「戦場では、心をひく詩集より安っぽいビジネス書のほうが、救いになるときがある。」
「面接で趣味を聞かれても困る。生きるか死ぬかというときに趣味なんて持てるか。」
「新聞は殺人事件から目を通します。勿論幼女事件です。教師の不祥事が小学生相手なら、心が弾みます。」
「最近はあんまりに幼女事件がないので、企業の業績報告から目を通しています。私の入れないリア充企業ばかりです。」
「たとえ下働きでも、大きな組織で働けば、断片的にせよ情報に接しうる。それがこの一年の経験則だ。トレンドは大きな組織のほうが入りやすい。」
「今度は(本当の)大手企業で派遣として働いてみたい。」
「エクセルはピボットの操作が出来るが、関数やシートの比較は覚束ない。仕事で使っていないからだ。ワードに至っては、簡単な操作しか出来ない。差し込み印刷は曖昧にしか覚えていないので、時間がかかる。」
「英語は無理。朝鮮語は勉強中だ。仕事に全く関係がなく、今後も仕事に使うことがないだろうから却って勉強する気になった。『朝鮮詩集』の原詩を読むためでもある。」
「しかし、立ち止まって詩を読んでいる時間は無い。立ち止まったら死ぬだろうと直感している。」
「私たちは自殺に追い込まれやすい世代だ。孤立しやすく、同世代間でも経済的な格差や機会の不均等が著しい。同級生に会うのが恥ずかしいという感覚も抱く。もちろん敗北者の側を語っている。」
「私は少し年上の女社員から見下されたことをその目付きと共に忘れない。」
「嫌な顔をされても抗わずに仕事をしている私は、我ながら健気だと思う。」
「今は詩より大切なことがある。」
「言葉は人間の後に生まれたものだ。人間の前言語状態を言語化することは虚数に属し、今がそのさ中にある。それは行動のみが人間としての実存を確認させる時代である。」
「欲を無くした犬のようにだらしなく舌を出す。」
「欲を制するのは、すべきことを見失わないためだ。死ぬためではない。」
「原価か時価かを考えながら会計基準を覚える習慣が付き始めている。」
「言葉の覚え方にイメージが伴うことはいい傾向だ。」
「真実性や公平性とは、一定の能力のある者に開かれたものだ。」
「母親の韓流熱のせいか、韓国の女優で抜くことが多くなった。」
「履歴書を幼女の血で染めても染めても白いまま。」
「インポテンツでも性欲は貪欲にある。」
「変わり果てた姿で発見された幼女。」
建もの探訪に登場する三十代の夫婦と幼女。」
リア充が建てる家。」
「大阪で派遣社員になることが次善の道だ。そこで正社員の仕事を探す。」
リア充になれるのは何時のことだ。」
非モテの境遇から抜け出したいが、失業から脱出するほうが先だ。」
「何時になったら年収が二百万を超えるだろうか。」
「三十代をロリコンのまま過ぎ去ろうとしている。」
「以下は私の同級生の話。小さな練炭記事だった。」
「もともと車をいじるのが好きな奴で、自殺したのも車の中。」
「名古屋の工場に派遣で行ってたっていうから、トヨタしか思い浮かばんのだが。」
「近所でもあんまりしゃべったことがない。何考えているか分かんないし話しかけにくかったしな。」
「それでも彼女はいた。」
「それも可愛い年下だ。その彼女を残して死んだ。」
「全く意味が分からん。お前は非モテをなめてんのか。」
「それでも彼の骨箱を見た時は悲しかった。」
「小さくなりやがって・・・」
バツイチで、子供がいた。前の奥さんが引き取ってて、会える雰囲気じゃなかったそうだ。」
「今度の結婚は失敗したくない。その思いが強すぎた。」
「彼女とは結婚を約束していた。派遣じゃなくて正社員になろうと頑張って仕事を探していた。」
「結局駄目だったと、彼の母親が泣いて話していた。」
「こういうときの男の惨めさは想像するしかない。」
喪男だから彼女いる奴の気持ちは分からん。」
「彼女ができるのも良いことばかりではないと、彼の自殺で知った。」
「私が非モテの気炎を上げなくなったきっかけは彼の自殺だ。」
「結論。失業者に彼女ができるとムシメる。」
「合掌」
(ムシメる=惜しい奴が自殺したときに使う言葉。氏ムシメという、未開花のまま自殺した漫画家に由来する。斎藤智成氏が考案した。)