はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

ひとりごとならべ(2013年12月21日)

「人の値打ちを可視化する。」
「赤い部屋に閉じ込められる。」
「免罪符としての倫理ビジネス。」
「ここには芋虫と乞食しかいない。」
「いわゆる努力論は一種の無理解であろう。」
「“自分から”ひきこもったとはいえ、社会から隔離されたような感覚を持っていた。」
「残念な話だが、一日の最大の楽しみはオナニーに耽ることだ。」
「今後の不遇はいまの怠惰の結果だと思ったほうがいい。そのほうが本気で戦える。」
「胎児のイメージに思いを馳せていると、身動きが取れなくなる。少しでも動ける余地があればそこに突進してゆくのもひとつの有意義な人生の在り方ではないか。」
「黒船と原爆は日本人にとって外圧のイメージを形成した原体験だ。」
「『国内の課題はほとんど達成されず最悪の一年だったのではないか。』(2013年12月20日の記者会見でオバマ大統領が答えに窮した質問)」
「大学を卒業した時分は、まさか父親が急死するとは思いも寄らなかった。」
「私の進化はと言えば、昼飯の素うどんが肉うどんに変わったことだ。」
「夢の中に今日の記憶を捨てに行くのだ。」
「人生の選択肢から自殺という文字を意識して消すことにしている。そうすることで生きる意欲を取り戻したい。」
「捨てたものに執着するのが私の悪い癖だ。」
「お人好しが仇となり倒産まで社員の首を切れずに無策を続けた。」
ニートスズキのスレにイケメン太郎が来ているようだ。」
「イケメン太郎は広島県の出身である。高校を卒業して数年間は大学受験に専念する浪人生だった。」
「大阪に出てからはライン工として工場で働いていた。ニートスズキが全盛期だった頃、彼のファン(ヴァレンタインの憂鬱)がライン作業はクリエイティブではないと自身のブログ(後に閉鎖)で書いたところ、即座に反論のコメントを寄越した。彼が自分の仕事に強いこだわりを持っていたのは明らかだった。」
「イケメン太郎は工場で働きながら簿記の勉強を始め、27歳の時ついに全経上級に合格した。これは大学を卒業した者と同等の学力を有する者として税理士試験で認められている資格だ。」
「会計士試験の受験を考えるようになったが、生活のためライン工はその後も続けていた。しかし生活費を十分に貯金するとライン工をやめ、会計士試験に専念した。」
「早朝5時に起床。朝は大原に通い夕方まで勉強。夜は日課のベンチプレス。規則正しい生活を自らに課していたようだ。」
「生活のストイックさには本人も自覚があったようだが、特に肉体への自信は強かった。」
「自身のブログによれば35歳まで受験生活を続けていたが、後に全ての記事を削除し消息不明。39歳。」
「彼には随分と煽られたが、懐かしい奴だ。小田島のせいでスズキを知らない奴が集まってスレがつまらなくなったが、古参の特徴的なレスを見ると懐かしくなる。」
「『不平等の拡大、社会の流動性の狭まり。この二つとの戦いが今の私を突き動かす全てだ。働いた者が報われる「アメリカン・ドリーム」が根本的に脅かされている。』(2013年12月4日のオバマ大統領の演説)」
「『せりふは頭で覚えるものじゃない。のみ込み、腹に入れ、排せつしないとね。空っぽになって舞台に出ないと。』(森繁久彌さん/読売新聞2013年12月13日『森繁久彌しのび大合唱/生誕100年お祝いの会』)」
「新卒採用なんて、フリーターにとっちゃ差別用語だよ。」
「小田島まゆは理解に苦しむ。自分の精液をなぜ他人に見せたがるのだ。」
ニースズは弟に勝ちたかったのだと思う。だからなりふり構わず自分を露出して有名になった。」
「なぜイケメン太郎と小田島まゆはスズキのアンチになったのか。それは決してスズキのニート論への反発ではない。ようはスズキみたいに有名になりたかったのだ。」
「有名になるということは、知名度を上げるということを直接的に意味するのみならず、単純に自分の努力が報われることをも意味するのだ。」
「自分の人生において努力が報わないのは、本人にそれだけの力量がないという単純な問題もあるが、それ以上に問題なのは、一定の年齢(日本では新卒時を意味する)を超えた者たちが社会的に上昇するための回路がこの社会には奇跡的なまでに欠落していることだ。」
「イケメン太郎は全経上級に合格した。小田島はトレーディングで一定額以上をコンスタントに稼いでいる。決して底辺に甘んじられるほど能力が低いわけではない。それでもなお彼らは、新卒ルートから外れたがために社会的底辺を這いずり回っているのだ。」
「これは一種の近親憎悪と言ってもいいだろうが、ニートスズキは底辺にいながらある種の要領の良さで有名になった。彼らにとってニートスズキは近場の勝ち組に見えたはずだ。ニートスズキは有名になるための回路を示してみせた。それは彼らが渇望しても手に入れられなかったものだ。」
「かく言う私も『建もの探訪』の出演者に軽い殺意を抱くことがある。勝ち組の職業、勝ち組の新居、そして勝ち組の家庭。極めつけのホームパーティー。まさに『人は心底望むものを安々と手に入れてしまう者たちを心底憎む』(赤木智弘)のだ。」
「私は設定上、株式会社早乙女アートヴィレッジ代表取締役社長の肩書きを持っている。」
「芸術は現代の時代性を気づかせる普遍性だ。」
「幸福とは妥協の末に感じるものだ。」
「私は生涯一書生でありたい。」