はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

ひとりごとならべ(2009年12月 その9)

「のけもの小屋」
「女は遠くから笑う。」
「二価論と無関心の合せ鏡」
「予定調和が信じられすぎている。」
「腕力を示唆するようになったら廃人の始まりだ。」
「自殺防止のパラシュートはご用意しておりません。」
「本当は救う気もなしに、ただ同情した振りをする偽善者。」
「誰が首を絞めているか分からないが、とにかく苦しいという状態。」
「人間から余裕を奪って笑い者にする。だからナショナリストと童貞を笑う奴が大嫌いだ。」
「今は集団通り魔が現れてもおかしくない時代だ。通り魔が二人以上同時に同じ場所で現れる。もちろん打ち合わせ済みだろうが。かつては集団自殺など考えられなかった。(戦争を除く。)」
「ここで言うのは心中ではなく、それまで無関係だった、バラバラの個人が集まって行う自殺だ。それが現実のものになったことは忘れられない。(アメリカの銃乱射事件がそうだったな。)」
「僕の流れは速かったのに、釣り針が痛すぎて止まってしまったのです。」
「川で足した小便が海に流れ、雲になって雨として降る。こうして小便が顔にかかる。」
「僕は石灯篭の中に畳が四つ突き刺さっているのを見ました。僕は夢でしょうか。」
「救わないというより、救えないというほうが正しいかも知れない。」
「みんなと同じ画質で見たいという気持ちが少し背伸びする。」
「明らかに低音の違う曲が挿入される。単なるミスだが、かえって斬新にも聞える。」
「私のような喪男児童ポルノを持たざるを得ない。そんな体、誰が愛してくれよう。」
「人が外見によって選別される。しかも直接の執行者は異性だから、異性憎悪が生まれる。」
「女どもが男の肉体を笑うことと、女性が美しい男性を求めることとは厳密に分ける必要がある。美しい人間を求めることは、人間の性質として割り切らざるを得ない。」
「美しい男性を求めるなと言ったとき、私も美しい女性を求められなくなる。ただし美しい異性を求めることは当然という言い切りには警戒が必要だ。その配慮のなさは批判の対象となる。」
「女性美を男性の反応によって間接的に描く。」
「ま○んちゃんが練習用に使うナメクジ」
「余計なことしてる場合じゃないだろ。」
「仏壇を生き埋めにする南京の鳥」
カップルの悲鳴はネタになる。」
「クリスマスイヴはあえてネットにつながなかった。今年はクリスマス中止イベントにも参加しなかった。実は前回の更新以来ネットを控えている。もう10日ほど見ていない。(ただ記事の日付け上は継続して見ていることになっている。そのほうが管理しやすいから。)」
「喪の観点が個人史のなかで留まっているうちは、文句ばかりが飛び出す。個人史から社会的文脈へ転化できれば、喪の観点が社会的認識に発展する。喪の観点を物象化することはその有効な方途であると信じる。」
「モテに対する怒りはなくなってきた。むしろ私も同じことをしたいとさえ思っている。モテであろうが喪であろうが、喪の観点を共有することが恋愛資本主義への有効な抑制になるだろう。喪は自らの思いをそこで表現し、モテは罪を背負うに値する恋愛のみに打ち込む。恋愛の野放図はもはや賞賛されない。喪の観点を可視化することで喪男は静かな怒りを可能にする。」
「敵を失った訳ではないが、戦う気力が殺がれている。」
「人を憎んでもどこか醒めている。近ごろはそうなった。」
「自由か平等かという問題は、自由しか途がないという帰結になる。現実は悲しい。」
「攻める自由と守る自由が同列に語られていることが不満だ。」
「人のことをどうこう言う奴もつまらないし、言い返す奴もそうだ。俺みたいに。」
「憎しみは己を甘やかす。しかも人のいい所や苦しみを見られなくなる。」
「私は憎む相手を探していたようだ。憎む間は人生の深淵を忘れられる。」
「人を憎むか、好きになるか。好きになるほう、と言える立場がうらやましい。」
「小指が立っている。キーボードを叩いていて気づいた。気を付けないと。」
「私は醜い物を見る時の目を忘れることができない。」
カップルは人の三倍目立つ。だから意識する。」
「セックスよりキスのほうがうらやましい。」
「一度恋愛すれば、私の問題は解決する。」
「クリック一つで世界が終わる。」
「首吊り橋のたもとにて」
「間引かれずに生まれただけ。」
「私を笑う者は私に生まれてみる勇気があるか。」
「透明な森でブラックライトを照らしても何も見えない。」
「このまま廃人になるよりは、戦い果てて野垂れ死ね。」
「人の善意に期待しても無駄だ。自分でやるしかない。」
「パソコンを冷ますために水をぶっかける。」
「どの土地を探していたのか探すのです。」
「俺はこの島から一日も早く抜け出す。」
「陰棲まう ニート屋敷と 人の言う」
「差を生まずに人類を残せ。」
「紹介商会」
「ヒンジ付きの肉体」
「中古が長じてビンテージ」
「定款に定められた命の値段」
「あなたの処女、使っちゃおうかしら。」
「恋愛賛美も所詮、内輪の倫理だ。ただ出来ない人間にまで求める厚かましさがある。」
「今年は情報に振り回された一年だった。自分のことを何もできなかったように思う。」
「犯罪を防ぐために人を差別する。犯罪を防ぐための手段として分かりやすい場合。女専車両。」
「いつか電車がぜいたく品となる日が来るだろう。その時、電車とは何か、乗合という形態の意味を問うことになるだろう。」
「『女性の妄想が染み付いている本だ』って言ったら怒るだろ。それと一緒さ。」
「男は黙ってと言うが、黙ってたらなめられるだけだ。」
「ところが喪男は知っている。結婚相手より恋愛対象のほうが価値が高い。だから私は、婚活で初めて相手にされる喪男を結婚要員と呼んでいる。」
「性の目覚めが十年ほど遅かったようにさえ思う。オナニーは少年期より盛んだ。俺は遅すぎた。おかげで恋愛のタイミングを逃した。」
「ほうれん草と間違えていんげんの煮物を買った母。『緑やから間違えた。』」
「親が死ぬまで自殺はしないと心に固く決めている。」
「夢を靴箱に仕舞いこんで、誰かに持っていかれた放課後。」
「歩んでも 歩んでも 悲しみは胸を裂かず ただ涙だけが 心に溢れる」
「俺にも彼女ができたと報告する日が来たらと思う。まずは鯛男を名乗ろうか。」
「誰だ、無駄な努力と言ったのは。」
「隣りの雑草を妬ましく思う。」
「ここは小説だ。」
「人質を買いに行く。」
「飛躍するアナグラム
「掃除機に白状したらどうだ。」
「思い付きに振り回されるな。」
「なるほど、国連様って何者なんですかね。」
「草食系男子論と希望格差社会論は瓜二つ。」
「頼んでねえラーメン持ってくんな。」
「居心地の悪い世界」
「崇拝ラビリンス」
「お前に死ぬ権利は無い。」
「外見から孤独を逆算してみる。」
「なぜ。どう見てもというヤシに彼女、しかも美少女。あとをつけても分からない。一人になった彼に、思い切って尋ねた。『だってここ、二次元じゃん。』忘れてた。」
「『俺はアタックチャンスの意思だよ。』『また訳の分からないこと言って、次言ったら仏画に閉じこめるよ。』」
「キムタクさんに、ファンの前では指輪を外してよと思うのは、私が喪男だからか。」
「愛は困難を背負うためにある。違うか。」
「鏡のモザイク 雪化粧」
「太陽の塊」
「殺戮による奉仕」
「世界を映す少女の空」
「風に乗って、空が踊る。」
「これは意思の問題である。」
「恰幅のいい中年男性がこちらに向かって歩いてくる。杖を振りかざした瞬間、スピーカー音。電気店の大画面を見てただけ。」
「こすれた砂壁、赤い線。」
「銅鐸だらけの誕生日を迎えていた。」
「海洋植物56番地」
「コミュニケーション養成所」
「文字化けは等差数列の出来損ない。」
「みんなセックスでもめてるんだよ。」
「忘れることで救われることもある。」
「蝋燭に未来を点す1.17」