はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

ひとりごとならべ(2014年1月25日)

「優れた乞食は決して足下を見せない。いまの時代、舐められたら何も得られないからだ。」
安倍総理靖国参拝は、アメリカの相対化を象徴する出来事だった。あの瞬間、日本がアメリカの権威性から独立しようとしているのだと思った。」
アメリカの権威にすがろうとする者がその相対化に手を貸したのだから、何とも皮肉であった。」
「いっそのこと脱原発とか脱成長とか言わないで脱日本と言ってくれないかね。」
「ここからは少し前のメモから総ざらいする。投稿用に何本か立ち上げていたメールに残っていたひとりごとだ。だいたい一年ほど前になる。」
「彼女は好きになることを許してくれない人だ。だからつきあわなくてもいい。一緒にいたいだけだ。」
「あのわけのわからなさに惹かれる。魔性の女というか小悪魔だった。」
「中途半端に親しいから遠慮がない。だから彼女と呼ぶには遠すぎて。」
「問:彷徨うなら、どこに行きたい?」
「答:平壌。帰れなくなるから。楽園かもしれないし、地獄かもしれない。誰も探せないところにひとり、彷徨って、いま、わたしのことを思ってくれているひとのことを思いたい。いなくなれば、誰かが心配してくれると思っているから。わたしはまだ、絶望しきれないでいる。」
「問:コンプレックスを感じる人は誰?」
「答:父親。私が生まれたのは父と母が恋愛したからだ。そういう意味で私の歴史は私が生まれる前から始まっている。私は父に負けた。母を求めることは最初から負け戦だったのだ。」
「『四十を超えて急にモテ期がやって来たときに、これは神様が仕掛けた罠だなと思って気を付けていたら、そのうち消えてましたね。』(山王病院副院長・奥仲哲弥氏 いつかのサンデージャポンで)」
「話は変わるが、総務では事務所の弁当もまとめて注文する。電話するのは私。」
「各課の取りまとめはそれぞれの課のバイトが行い、私を含めた総務のバイトが3人交代で店に電話をする。当番は曜日で割り振っており、私は火曜日と木曜日の担当だ。注文先は7件。午前10時がオーダーストップ。近くの和食店だけは11時まで。駆け込み注文はここで対応。」
「事務所の名を告げ、何個お願いしますと言えばいい。日替りだからメニューではなく個数を言う。」
「各課で取りまとめた紙を店ごとの一覧に転記する。電話が終われば一覧に印を付ける。」
「何となくやってると電話した気になったり、電話したのにもう一度かけそうになったりする。そんなときも印を付けておけば分かる。もちろん印を付けないのは論外だ。」
「11時半には各店の弁当が全て出揃う。しかし正午の昼休憩前に来る場合もあって、そういうときはさすがに催促の電話をしている。調理と配達で忙しかったのだろう。時間ギリギリになるのも分かるが、こっちも小分けがあるから待つのにも限界がある。」
「届いた弁当は給湯室で各課の分に小分けする。ちょうど各課のバイトが弁当を取りに来ていることもある。小分けが終わるまでしばらく待ってもらっている。」
「和食の店は重箱で持ってくる。味付けは濃い。量が多くても500円で一番人気。ちなみに他の店も日替りは500円。相場をしっかり心得ているようで。」
「よく売れるのはやはり肉料理だ。それを知ってか、ある喫茶店の献立はほぼ肉料理だ。ハンバーグとか鶏肉のソテーとか。」
「寿司屋のにぎり弁当は梅雨に入ってやや温くなった。ものがものだけに冷蔵庫にはすぐ入れている。」
「弁当を受け取ったとき、マスターの携帯が鳴った。配達の催促だった。人気店だが調理から配達まで全て一人でやっているらしく、配達はいつも正午前になる。オーダーストップを三十分延ばしてからさらに忙しくなったようだ。今度客として行ってみようかと思う。」
「その喫茶店がミニ弁当を出している。おかずとご飯が通常の日替りの半分だ。これがたまに売れる。おまけがあって店の近所のケーキ屋特製のクッキーが付いてくる。若い女性が注文していたが、最近は惣菜屋に客を取られた。個人的には喫茶店のほうが美味そうだが、いかんせん肉料理が多い。女性には受けが悪いようだ。それとなく聞いたらやはりそうだった。惣菜屋はヘルシー弁当というのを出している。日替りの縮小版だ。でもヘルシー弁当は寿司屋に客をとられた。ヘルシーとは名ばかりの揚げ物弁当だったからだ。」
「雨の日は弁当がよく売れる。外食派が外に出ないから。」
「ご飯を半分にしてくれと頼まれて店にそう注文する。ダイエット目的だが、その兄ちゃんが結局は痩せていない。」
「それとなく聞いた相手が私の好きな人だ。もう2年になるよ。」
「小さな目標さえ越えられないのか。」
「生きるのを恥ずかしがらせないで欲しい。」
「何もせんのは、死にたがってるのと同じや。」
「真剣にせんのやったら、自殺したらええ。」
「死んでいてはダメだ。生きている部分を見なければ。」
「一人余ってるから、作業をしない者が必然的に現れる。」
「年が明けたら、あと3か月という数え方じゃなくて、残り56日と数えるようになった。平日が61日で使ってない年休五日を引いて56日。まだ3日しか終わっていない。」
「鳥は翼を縛られて動けなくなった。羽根はむしり取られ暗い倉庫に打ち棄てられている。」
「『UFOと人権』というタイトルでコントを作る。」
「キャラを設定しないと面接なんて無理。」
「そんなときにひとり湖を眺めていた。」
「処女の恥じらいのように静かだ。」
「街はとても静かだった。」
「公園は蟻だらけだった。」
「生まれた街を散策している。」
「今日も海辺を歩いていた。」
「水と光が混ざらないように。」
「水から生まれた女と光る男」
「未来から来た記憶喪失者」
「川で魚を洗いたい。」
反戦ノスタルジア
「人魚の初競り」
「蛾のテスト」