はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

赤木智弘氏の戦争待望論は

たとえ非現実的空想的な妄想であったにせよ、
真っ白な職歴がそのまま死につながりかねない
今日の日本社会へのアンチテーゼとして爽快であった。

平和に生きて絶望に死すか、ぼんやりした戦争か。

「三一歳、フリーター。希望は、戦争。」が示すテーゼ。
あるいは少し異なるかもしれない。
赤木智弘氏の頭の中では英霊と化した正規雇用労働者の
死体がはっきりと見えているかも知れないから。

自分より優れた者に対する同情心が薄まっている。

「私はあなたを救わないが非難はする」という偽善。

そして絶望した人間に「我慢しろ」という偽善。

批判を許さない人間は少なくとも正義ではない。