はるのぶのつれづれ

幼女の子宮で泳いでいた頃の記憶

ひとりごとならべ(2012年8月6日)

「私は私が嘘つきだと思った頃から嘘つきを題材にした小説を楽しむようになっていた。」
「私の非モテ幼女好き記事を読んでみな。嘘つきの文章だから。」
「私は朝起きたら虫になっていた人と会話している。」
「もとは利でつながっているだけだから、関係は何かのきっかけですぐに崩れる。」
「私は何者でもないが人民である。」
「いい方法を教えてやろう。矛盾すればいい。」
「ワタシワ、キンカクジガゴジユウノトウデアルトシンジテイタ。」
「所詮そのようなものでしかなかったと思う。」
「朽ち果てたSLに哀愁を感じてみたり。」
「オリンピックは暇人が見るものだと少し思っている。」
「もっと大切なニュースがあるはずだ。」
「自称手打ちそばの店で全然手打ちじゃなかったときのガッカリ感。」
「全ては始まる前から終わっていた。」
「出会いに飢えていた。」
「近所のオッサンが野菜を分けてくれる。母は笑顔で受け取っている。その表情が思わせ振りに見えたらどうするのかと内心ハラハラしている。」
「母は井戸端会議に参加できるほどには社交性のある人なので、オッサンとも会話のリズムができている。それが私を不安にさせる。私がいるときはなるべく声をかけ、コブがいることを暗に示している。」
「この間は宅配業者が来た。母はこの業者にも愛想よく話している。息子の私でも可愛く思える声だ。私は今日も戦慄を覚え、印鑑はこれだとわざとらしく言った。」
「母が生きているうちは孤独ではない。母が死んだあとに母になってくれる人を探しているだけだ。」
「私の生育歴が世間の流れに比べ緩慢であることは認める。」
「私にとって女は第一に母親であった。ゆえに彼女を欲しがる心が遅く芽生えたのだ。」
「時折、私は自分が男であるのか迷うときがある。女でないことは確かなようだが、女の感性があるようにも思う。女を欲しがらなかったのは私自身が心に女を持っていたからではないか、そうも思えてしまう。」
「生育器の中で延々と育まれ、外に出た時にはニヒリスト。」
「カウンターだけの小さな天ぷら屋が昼に何故かそば定食を出している。隠れ家的な雰囲気と安さが気に入って週一のペースで通っている。女店主は顔を覚えてくれたようで、そばに添えられた天ぷらが少し増えていた。」
「まともな相手ではないだろう。まともに相手するな。」
「人類は時計と暦によって時間を作り出した。最後の審判で神が裁く罪の一つである。」
「生きている者と死んでゆく者の違いでさえ人間には不要であった。それを一年刻みで人間を分断していった。」
「時計と暦のない世界のルールで人間を正しく認識しなければならない。」
「私のブログはオナニー日誌以来非モテ路線を明確化し、幼女崇拝を極端に進めた。皮肉なことにそれは私から母を剥き出しにした。失恋はそのとどめである。」
「始めから警戒していればよかったのだ。」
「私の名前はここですか。」
「空の青さには少し慣れた。」
「私は悪女の夢を忘れたい。小悪魔から離れたい。」
「愛することはわがままに気づけること。」
「私は自分の心に裏打ちされた自分の言葉が欲しいだけだ。そしてその言葉を聞いてくれる相手が欲しいだけだ。」
「あなたとどこかに行けるなら、太陽の塔に括り付けられてもいい。」
「日本が自惚れに溺れている間に韓国や中国に追い越されている。」
「冷静になれ。若者の羨望を集める企業のうちどれほどが真に八十年代のクリエイティヴティーを保ち続けているだろうか。」
「世界の最先端を走るのではなく、中国の大きなパイを分けるのに必死なだけだ。パイがなくなればまた新たなパイを求める。」
「分どりが何かを生み出すとでもいうのだろうか。」
「この“幸福”は嵐の前の静けさに過ぎないと言うのに何を読み間違っているのだ。今こそが前夜であると言うのに。」
「大河を見て、これが恨み疲れというものかと崇徳上皇の晴れ晴れとした顔に思った。」
「永遠を信じられるからこそ今を生きられる。」
「しかし、共生社会を推進しようとする発想は新手のスターリン主義につながりかねないと思うから、これをまともに主張する者は信用できない。共生思想が権力と結び付いたら始末に終えないからな。」
「いくら嘘つきでも小さじ一杯ほどの真実は免れない。」
「私のように誕生日を偽るのはまだ可愛い嘘だな。本当の誕生日はむしろここに書いている。」
「私はせっかく親しくなった人との人間関係を私自らの愚行で崩し、周りの反応を見て楽しむ奇癖がある。それはこのブログでも同じだ。仕舞いに周りから人がいなくなってしまった。」
「人がいなくなるだけではない。性懲りもなく空が青いのだ。」